騒音源を特定できる! 音を可視化するアコースティックカメラ「Soundcam」がスゴイ
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そんなときに使えそうなガジェットがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。ドイツのスタートアップが開発した「Soundcam」。どこで音が発生しているのかを映像に重ねて表示するというものだ。
・ヒートマップのよう
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映像に音を映し出すってどういうこと?と思う人もいるだろうが、イメージとしては熱分布を示すヒートマップに近い。ヒートマップでは熱を持っているところが赤や黄色で浮かび上がるが、Soundcamでも音がするところが色で浮かび上がる。大きな音は黄色やオレンジ、赤色で、音がしなければ黒となる。
・機械や車の不具合特定にも
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アコースティックカメラというと、大型で値段がはるものが多い。しかしSoundcamはコンパクトなつくりで、重さは約3キロ。ハンドルがついているので扱いやすそうだ。
また、お値段は予定小売価格7999ユーロ(約106万円)のところ、Kickstarterでは今なら4399ユーロ(約58万円)〜となっている。値段的に個人がそう簡単に手を出すものではなさそうだが、機械や装置の修理・メンテナンスなどを専門とする個人や事業所はあると便利かもしれない。出資期限は5月24日。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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