チビな私の持論:身長155cm以下の女子は、デカい四駆で「乗ってやっている感」を醸し出すべし!
▲私と同様に小柄な女性へ伝えたい! 乗ってやっている感という概念
身長155cm以下の女子ならではの悩み
編集部の井上です。
どうでもいい情報なのですが、私の身長は153cmです。「ミニモニ。」に入れるほどではありませんが、チビと称しても良いサイズだと自覚しております。
で、同様に身長150cm前後の女性ならご理解いただけると思うのですが、チビっていろいろ大変ですよね。「小柄でかわいいね」なんて言われることはもちろんありますけど、チビ歴27年の私としては困ることの方が多い気がしています。
その中でも特に困るのが洋服選びです。着る服が無いわけではありません。イメージどおりに着れる服がなかなか無いのです。
▲まんまと買ったアウター。今年の流行り(らしい)ミニタリーシャツジャケットとやらです。普通に着ると袖がかなり余るのですが、お姉さん曰く「ここをクルクル~ってまくし上げられるのも特権ですよ。かわいい~~」とのこと
先日も、店頭で服を選んでいるとき、こんなことがありました。
マネキンが着ているアウターをかわいいな~と見ていると、店員さんが「試着されますか?」と寄ってきました。服屋さんで良くある光景です。
で、言われるがまま鏡の前で羽織ってみたわけですが……めっちゃデケェ!!!! 一番小さいサイズだけど、着丈も肩幅も袖丈も全然合ってねぇえええ!!!
たまらず店員さんに「き、着られてる感がスゴイっすね……(購入あきらめます)」と伝えたところ、こう言われたのです。
「お客様、何をおっしゃるのですか! “着られている感”じゃないですよ。“着てやっている感”です。これで良いんですよ。超いい感じです」
衝撃でした。オーバーサイズのモノを身に着けると出てしまう“着られている感”。彼シャツのようなあざとかわいいレベルだったらいいのですが、明らかに合っていないレベルに達すると出てくる、あの“着られている感”。
それを彼女は“着てやっている感”だと言うのです。
要は「しょうがないわね。似合わないってわかってるけど、着てあげるわ」という前向きかつカッコいい考え方です。これに感銘を受けた私は、そのままレジに進みそのアウターを購入したのでした。
この服が超いい感じに着こなせているのかは、さておき、考え方次第で満足感が結構変わるんだなぁと学んだ体験だったのでした。
そして思ったのです。車にも同じことが言えるんじゃないか? と。
私のような小柄な女性に「ぴったり」なのは、スズキ アルトラパンだったり、日産 マーチだったりいわゆる小ぶりでかわいらしい車なのだと思います。横に並んでも、運転席に座っているところをはたから見ても「ちょうどいいね」「似合うね」と評価されるでしょう。
でも、先ほどのアウターのように、あえてオーバーサイズなものを選び“着てやっている感”ならぬ“乗ってやっている感”を出すのもアリなんじゃないか? そう思ったのです。
どう考えてもミスマッチなどデカい車体からちょこんと見えるチビな女。でも“乗せられている”わけじゃないんですよ。“乗ってやっている”のです。ふっふっふっ……。
と、いうことで、私のような身長155cm以下の女性があえて選びたい“乗ってやっている感”が出せる車を以下より紹介していきます。
スクエアフォルムの「ガテン」系ヨンク路線
持論と主観だけで話しますが、“乗ってやっている感”を出すためには商用バンやミニバンのようにただ大きいだけでなく「ゴツさ」「威圧感」的なものが無いといけないと思っています。
それらを持ち合わせているのが、箱型デザインの四駆。まだSUVなんて名前では呼ばれていなかった時代、いわゆる“クロカン”世代からカタチを変えない4WD車です。
購入が現実的なモデルでいうと、例えばトヨタ ハイラックスサーフ(4代目)。
【トヨタ ハイラックスサーフ(4代目)】ピックアップトラック「ハイラックス」の派生モデルというだけあり、ガテン感強め。4代目は質感も高まっていて街乗りにも現実的です。荷室に上下2段で使用できるダブルデッキを採用するなど、実用性も◎なモデル ⇒ トヨタ ハイラックスサーフ(4代目)の詳しい情報はこちら ⇒ トヨタ ハイラックスサーフ(4代目)の中古車はこちら
ちょっと球数少な目ですが、最終型の日産 サファリなんかも良いですね。
【日産 サファリ(5代目)】ランドクルーザーとともに世界的な人気を誇った大型SUV。外見はガテン寄りですが、5代目は高級感のあるインテリアを採用したり、実は乗用車ライクなモデルです。2ドアモデルは2.8Lの直6ディーゼルターボ、4ドアモデルは4.5Lの直6ガソリンと4.2Lの直6ディーゼルターボエンジン。ミッションは4ATと5MTが用意されています ⇒ 日産 サファリ(5代目)の詳しい情報はこちら ⇒ 日産 サファリ(5代目)の中古車はこちら
新しめのモデルならば、ジープ ラングラー アンリミテッド(現行型)とかも良いと思います。
【ジープ ラングラー アンリミテッド(現行型)】2007年3月に登場したJKこと現行ジープ ラングラーの5ドア/5人乗り仕様。車に疎い女子でも「じーぷってやつでしょ?」と何となく分かってしまうくらい、ガテン系四駆界では有名なモデルです。見たまんまゴツいですが都会でも絵になる1台。ポップなボディカラーもあります。ここ数年で相場もグッと下がり、実は総額200万円台で買えてしまうというのも嬉しいところ ⇒ ジープ ラングラー アンリミテッド(現行型)の詳しい情報はこちら ⇒ ジープ ラングラー アンリミテッド(現行型)の中古車はこちら
ブランド力が生み出すギャップ! 輸入SUV路線
サイズとデザインだけでも“身の丈に合わない見栄え”の演出は可能ですが、加えて、“良いお値段しそう”的な印象を与えられれば最強です。「子供みたいな小娘が、なんかデカくて高級そうな車転がしてやがる……」的なイメージです。
これはちょっと間違えると、世田谷マダムが乗るカイエン的な“買い与えられて乗られている感”になりがちなのですが、例えばBMW X1(初代)のような絶妙なセレクトであれば“乗ってやっている感”が醸し出せると踏んでいます。
【BMW X1(初代)】世界的ブランドであるBMWのコンパクトSUV。コンパクトといえども、BMWならではの長いエンジンフードデザインで存在感は十分ですし、身長155cm以下の女性であればなおさらです。新車時価格は363万~559万円とまあまあな高級ゾーン。が、実は中古であれば総額100万円台でも狙えてしまいます ⇒ BMW X1(初代)の詳しい情報はこちら ⇒ BMW X1(初代)の中古車はこちら
ランドローバーの車も良いですね。街中で目を引きますし、ディスカバリー4あたりであればデザインも古すぎず、値段も高すぎずアリだと思います。
【ランドローバー ディスカバリー4】ランドローバーの中核モデル。中核といっても、新車時価格は600万円オーバーというお高い部類の車です。ボディサイズは4850×1920×1890mmとデカめで、3列シートを備える7人乗り。今買うなら、より価格のこなれたディスカバリー3の方が中古車としては美味しいのかもしれませんが、4の方が近代的な雰囲気があるので“乗ってやってる感”は優秀だと思います ⇒ ランドローバー ディスカバリー4の詳しい情報はこちら ⇒ ランドローバー ディスカバリー4の中古車はこちら
以上、結局好き勝手な車をオススメしただけな気もしますが、私が言いたいことは……「身長155cm以下の女子こそ、ちっちゃく収まらず、デッカイ車に乗っちゃいなよ!」ということです。
全国の同志の皆様、ぜひご検討ください。
text/編集部 井上恵利
photo/トヨタ、日産、ジャガーランドローバー、BMW、編集部
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