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3Dプリンティング技術を活用した公営住宅がフランスで建設される

仏ナント市とその近隣の23の自治体で構成される「ナント・メトロポール」において、2018年3月21日、世界初の3Dプリンティング技術を活用した公営住宅「YHNOVA」が竣工し、4月に一般公開された。

2018年6月から、入居者への引き渡しが実施される見込みだ。

・3Dプリンティング技術により短期間かつ低コストで公営住宅を建設

「YHNOVA」では、ナント大学が独自に開発した、3Dプリンティング技術によるロボット式建設システム「BatiPrint3D」を採用。

これによって、短期間かつ低コストで建設することに成功した。

95平方メートルにおよぶY字型の建物は、5つの部屋が設けられ、二層からなる高分子材料にコンクリート層が挟まれた三層の壁によって、断熱性能が担保されている。

また、室内には、温度や湿度、大気環境をモニタリングするスマートセンサーを導入。

入居者は、建物の消費電力を可視化し、電力コストの節約につなげることができる仕組みだ。

・大都市圏での住宅不足を解消するソリューションに!?

近年、欧州では、ロンドンやパリなど、大都市圏を中心に、慢性的な住宅不足が深刻な課題となっている。

3Dプリンティング技術は、エネルギー効率がより優れた丸みのある縁など、複雑な形状でも“出力”でき、材料の無駄を最低限にとどめることができるのが利点。

「ナント・メトロポール」では、今後も、公営住宅などの建設において、3Dプリンティング技術を積極的に活用していく方針だ。(文 松岡由希子)

Yhnova

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