貼って8分で血中アルコール濃度が測定できるパッチ、米大学が開発

トラックやタクシーのドライバー、車を頻繁に運転する人でお酒をたしなむなら、ハンドルを握るとき「そろそろ体からアルコール抜けたころ?」と気にしたことがあるだろう。

二日酔いは論外だが、自分が思っている以上にアルコールがまだ体内に残っていることはありえる。そんなとき使えそうなパッチを、米国のカルフォルニア大学サンディエゴ校のエンジニアが開発した。

シールのように腕などにはると血中アルコール濃度を測定できるというもので、わずか8分で結果をスマホに送信してくれる。

・酵素の有無をチェック

このパッチは、柔軟素材でできていて、皮膚の表面の汗を感知するセンサーや電気サーキットなどを内蔵している。

パッチを貼ると、まず化学物質で発汗を促し、その汗を分析する。具体的には、アルコールに反応する酵素が検出されるかどうかをみるというもの。

データは信号としてモバイル端末にワイヤレス送信される。

・血液検査と同じ精度

開発チームによると、汗から血中アルコール濃度を測定する技術はまったく新しいというものではないが、従来の手法では結果が出るまでに数時間かかるのだという。

また、一般的に使われている呼気で調べる方法は、飲酒直後だと高めの数値が出やすかったり、マウスウォッシュ液を使った後だと低くなりがちだったりと、信頼性という意味では劣る。

しかし今回のパッチは、実際に血液で調べる手法と精度はほぼ同じ。しかも、ポータブル、そしてすぐに結果がわかるので、研究チームは「飲酒による交通事故を減らすのに役立つ」としている。

UC San Diego

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Techable

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