田村淳さんが相撲界の女人禁制問題に言及! 「そもそも相撲は女人禁制じゃなかった」など賛同コメント多数

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「伝統を軽視するつもりはないけど 命より優先される伝統なんて 無くなっても構わないと思う。」

4月6日、人気タレントの田村淳さんが相撲界の女人禁制問題(参照:『【動画アリ】倒れた市長に救命処置中の女性に対し「土俵からおりてください」 日本相撲協会が大炎上!』[リンク])に触れたツイートを公開した。

相次ぐ暴力事件や不透明な運営体制など社会からの疑念を呼んでいる相撲協会の諸問題。

淳さんのツイート自体は問題の核心をついたシンプルなものだったが、その関心度の高さからか『Twitter』ユーザーより多くの反響が寄せられている。

「ちょっと調べれば出てくる女人禁制じゃなかったという歴史。土俵が女人禁制ではなく、興行の種類によって女人禁制の場合もあったし、男女で相撲をとった歴史もあった。」
「塩まくのは土俵に病人が出たら穢れを払う意味で巻きますので 今回の女性が土俵に上がったからとは別です 男性救護員を配置してない時点で問題で伝統を守る対策がずさんではありますが」
「相撲協会は、明治に設立され興行としては、厳守しなければならない伝統など無い様なものだと思うけど!神社などの奉納を目的とした神事なら厳格な式たりがあってもいいとおもけど!今のは、単に金儲けの興行でしょ!協会自身の威厳と存在意義を伝統って言葉で装ってるだけかな。」
「一旦相撲は全員解散して 組織の構築やルールの作成など やり直してから力士もみんな一からにして やり直した方がいいんじゃない? 伝統を守るってそんなに大事かな? 進化させて再生させる方がよっぽど意味あると思う。 暴力も女性軽視も八百長疑惑もすべてが滑稽。」
「その場にいた大の大人の男数人がなにもできなかったことの方がよっぽど問題だと思いました。不測の事態に備えて緊急時の措置のとれる人を配置するぐらいのことは、事前にできたと思うし。ヤジったわりになにもしてない観客にも疑問。」
「たぶん相撲の世界では命とか女子よりお金が大事なんでしょう。 御祝儀とか懸賞は土俵に上がりますから」

など、どちらかと言うと相撲協会の体制に手厳しい意見が多かった。

相撲に限らず、レスリング、野球などスポーツ界の体制や独特の慣例は今、多くの問題を呼んでいる。

伝統競技やスポーツと言えど収入の手段と言う意味では世間一般の職業と変わりないのに、妙な美意識や伝統を振りかざして権威を振りかざすのはいかがなものか。

相撲界もそろそろ『全日本相撲協会』とか『新日本相撲協会』に別れてプロレス的に民間団体として業界再編した方がみんなハッピーじゃないかと思うのだが。

※画像は『Twitter』から引用しました
https://twitter.com/atsushilonboo/status/982074547238199296 [リンク]

中将タカノリ

1984年生まれ。奈良市出身のシンガーソングライター、音楽・芸能評論家。加賀テツヤ(リンド&リンダース)の誘いで2005年にデビュー。音楽活動、タレント活動、執筆活動と多岐にわたる分野で活躍している。代表曲に「だってしょうがないじゃん」(2011年)。2016年からキャラクター、音楽制作を務める「うえほんまち ハイハイタウン」CMが放送開始。日本酒が好き。

ウェブサイト: http://chujyo-takanori.com

TwitterID: chujyo_takanori

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