【衝撃】取材拒否の店「ラーメン二郎三田本店」は激しく優しい店 / 目黒店はネットで話題になるほど怖い店
行列が出来るラーメン店といえばラーメン二郎だ。この店の特徴は、強烈なデカ盛りと安さ、そして頭が狂いそうになるほどの豚のウマさだ。店舗ごとに麺の質が違い、その違いを楽しむことも醍醐味のひとつ。一度食べたらヤミツキになる、世界に誇るラーメン屋といえるだろう。
・取材拒否の店!?
インターネット上では「ラーメン二郎は怖い店」と言われているが、決してそんなことはない。取材拒否の店としても知られている「ラーメン二郎 三田本店」は、初心者向けの優しい店なのをご存知だろうか。食べるのが遅くても怒られないし、残しても怒られない(残す行為が良いか悪いかは別として)。
・残しても大丈夫ですよ~
「実はラーメン二郎三田店は二郎屈指の仏店なんですよ。我々ジロガーの間では、好き勝手したかったら三田に行けって言うぐらい仏で有名です」と、プロのラーメン二郎ブロガーのNさんは言う。仏店とは、仏様のように優しい店という意味だ。食べるのが遅くても「残しても大丈夫ですよ~」と優しく声をかけるだけで追い出しはせず、食べきれないほどの大盛りを頼んだ挙句残したとしても、優しい顔で迎えてくれるのだそうだ。
・動画も写真も怒られることはない
プロのラーメン二郎ブロガーのNさんによると「そもそも取材拒否というのも厳密には間違い。総帥(店主)のインタビューを拒否られるだけで、動画も写真もまず怒られることはないんですよ」とのこと。ラーメン二郎の店舗は数あれど、ドローンで空撮したように撮影する「ドロ写」をしても追い出されないのは三田本店くらいなのだとか。
・接客態度が悪いラーメン二郎の情報
一方、ラーメンファンから恐れられているのはラーメン二郎目黒店。インターネット上には接客態度が悪いラーメン二郎の情報が無数に書き込みされているが、その多くが、目黒店と相模大野店だという。プロのラーメン二郎ブロガーのNさんは以下のように語る。
・怒られるのは客側が悪い
「二郎コピペって知ってますか? ラーメン二郎で不快な接客をされた客が書き込みしたエピソードがコピーされて、あらゆるサイトに転載されているんですが、それを二郎コピペというんです。その不快な接客エピソードのほとんどが目黒店か相模大野店なんですよ。あっ! ちなみに相模大野店は店主がコミュ障なだけで、怒られるのは客側が悪いです。そもそも、店主が客を強制的に追い出したり絶対しませんしね」
・マナーが悪い客が店主に怒られる
二郎コピペを改めて説明すると、二郎コピペの多くが、食べるのが遅い客や、マナーが悪い客が店主に怒られるという内容が大多数。創作だと思われがちだが、事実も多数あるといわれている。
・残していただいても結構ですよ
目黒店は、ゆっくりとラーメンを食べていると店員が不快感をあらわにし、「残していただいても結構ですよ」と遠まわしに帰るよう促される。プロのラーメン二郎ブロガーのNさんも「怒られたい人なんていないと思いますが(笑)、目黒店で怒られたかったら、2ロット目(次の客の麺が茹であがるくらいの時間)までタラタラ食べてたら確実に「残していただいても結構ですよ」と言われます」と語っていた。
・ゆっくり食べる客は害でしかない
ここで目黒店のラーメン提供ルールの一部を紹介するとしよう。店内に入るとL字型のカウンター席があり、カウンター席の角に浄水器が設置されている。浄水器を境に、右側グループと左側グループに分かれて座る。そのカウンター席にまとめて客が座り、いっぺんにラーメンが提供されるシステムだ。つまり、一人でもノロノロと食われていると、タイミングがずれる。店側として都合が悪いわけだ。
・ラーメン二郎目黒店で怒られるパターン
1. あなたが左側グループに座っている状態で、右側グループにお客がすべてそろうと1回目の警告がくる。
「残して頂いても結構ですよ」
↓
2. その状態でまだ食べ終わらず、右側グループにラーメンが提供されはじめると2回目の警告がくる。
「残して頂いても結構ですよっ!」
↓
3. この状態でもタラタラ食べていたりスマホをいじってたりするとブチギレ激怒。
「残して頂いて結構ですよっていってんですよ!!」
しかも、この警告は店主ではなく、助手から出される。
・早く追い出さないと店主に怒られる助手
プロのラーメン二郎ブロガーのNさんによると、「目黒店の店主はロット(定まった数の麺を提供する流れ)が乱れると助手を足で小突くことがあるんですよ。2回ほどみたことがありますが、さすが元相撲部という噂だけあって、立っている軸はまったくブレず、私以外は蹴りに誰も気づいてませんでした」とのこと。
助手は「ゆっくり食べている客」を早く追い出さないと店主に怒られるので、どんどん焦って言葉が強くなってしまうようだ。
・てスープは完飲せず「ごっそさん」
プロのラーメン二郎ブロガーのNさんは、普段は大豚ダブル全マシは当たり前。トッピングがあろうものなら全トッピングで、30分かけてラーメン二郎を楽しむという。しかしそんな彼も、目黒店で頼むときは、小豚のみ。コール(無料トッピング)はニンニクだけで、3分程度で麺を完食し、あえてスープは完飲せず「ごっそさん」と出て行くのだそうな。なお、目黒店は価格が他店よりも安く、量も通常の二郎より3割ほど少ない。
・そもそも二郎に向いてない人もいる
「目黒で2ロット30分もかけるヤツは、そもそも二郎に向いてないんですよ。助手も言葉だけで客を追い出そうとせず、金属製のオタマでパコーンと客に一撃喰らわせるくらいの勢いで激怒しても良いと思います。怖いものナシの店主と助手ですし、天下の目黒店ですから、刑事事件になったって屁でもないはずですよ。ゆっくり食べてるノロマな客は拳で眠らせるしかありません」と語るプロのラーメン二郎ブロガーのNさん。彼はそう言うと、荒れた肌から不自然に覗く真っ白な歯でニカッと笑った。
もっと詳しく読む: 取材拒否の店「ラーメン二郎三田本店」は激しく優しい店 / 目黒店はネットで話題になるほど怖い店(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2018/03/19/ramen-jiro-mita-honten-meguro/
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