公共交通機関にライドシェアを活用! アーリントンで米国初の取り組み始まる
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そこで、米国テキサス州アーリントンが導入するのが、ライドシェアリング会社との提携だ。乗客はアプリをつかってオンデマンドで利用でき、一方で自治体にとっても事業費を3分の1に抑えられるとウィンウィンのサービスとなっている。
・アプリで乗車リクエスト
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このサービスをそのまま地域住民に提供するのが、今回の取り組みだ。乗車1回の運賃は3ドルと、バスとほぼ同じ。もちろん、それだけではViaにとっては赤字なのだが、その分は行政が補填する。
使用されるバンは6人乗りで、サービス時間は月曜日から金曜日が午前7時〜午後9時、土曜日は午前9時〜午後9時。車椅子での利用も可能とのこと。
・夏にはエリア拡大
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Viaとの契約は1年ながら、4年間更新できるオプションをつけていて、今後継続してサービス展開する可能性は十分にあるようだ。
日本でも、自治体が運営する公共交通の多くは財政的に苦しく、こうした第三者によるサービスを活用してくのはありなのかもしれない。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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