ソニーがSXSWでAR技術のデモを披露!プロジェクションとモーションセンシングによるARの新展開

最新技術が垣間見れて驚きを誘発するソニー「WOW Studio」の展示についてみていこう。
・Xperia Touchを進化させたような立体プロジェクション

たとえば、「Interactive Tabletop Projector」では、ゴーグルやメガネを着用することなく、AR体験を作り出すことに挑戦している。
4台のプロジェクターにより、テーブル上の3Dオブジェクトに対して立体的なプロジェクションマッピングを施す。
光で彩色された楽器は、指をさすことでスポットライトがあたり、楽器の種類に応じた演奏が流れ出す。
このインスタレーションはプロトタイプで、活用されているプロジェクションおよびセンシング技術を実装した商用プロダクトが登場するかどうかは未定だが、ソニーが発売するテーブルや壁をタッチスクリーンにできる超単焦点プロジェクター「Xperia Touch」の発想の延長にあるものだろう。
・映像や音、触覚によるインタラクティブな体験を
ほかにも、映像や音、触覚や光などによるインタラクティブゲームを五感で楽しめる「Interactive CUBE」や、音のVRや触覚によってホラー体験ができる「Ghostly Whisper」、VRでキャプテン翼が楽しめる「サッカーVR」などなど、ソニーの開発する最新技術に触れることができるようだ。
インスタレーションに対しての反応も上々で、驚きの声や参考になったといった感想が多く見られる。
The range of interactive and immersive technology from @Sony at #SXSW is amazing. Excited about the potential applications for healthcare @GreyHealth #WPPHealth #hcmktg pic.twitter.com/Gn3BKLrcB5
— Chris Millsom (@chrismillsom) 2018年3月12日
Having some awesome experience in Sony’s WOW Studio!!! The AI & Robots, AR/VR, 3D audio and more interactive innovations. So much fun ad so much to learn. #SonyatSXSW #SXSW pic.twitter.com/kxZvfWbtxY
— Will Hsu (@willhsu7) 2018年3月12日
A lot of neat stuff is happening at #SXSW , looks like our friends at #Sony are putting together some really cool new audio tech!
— Southern Cinema (@southerncinema) 2018年3月12日
こういった試みをみるとソニーの持つ技術の先端性を再認識させられる。GoogleやAppleがAR CoreやAR KitによってARの業界標準を狙う一方で、ソニーの開発するAR技術にも独自の需要があるだろう。
参照元:Sony’s wild AR hologram tech continues to get better and better/The Verge
参照元:SXSW 2018出展概要/Sony ニュースリリース
Sony ブランド|WOW Studio

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。