次期の日産 ジュークには、e-POWER搭載グレードも設定!!
▲ブーメラン型ポジションランプとV字型ラジエターグリルが強調される次期ジューク。丸目ランプも引き続き踏襲されるようだ
コンパクトSUV市場を開拓したパイオニア
国内だけでなく、海外でもコンパクトSUVの人気は上昇の一途をたどっている。このジャンルを切り開いたモデルが、2010年に発売された日産 ジュークだ。
登場と同時に、日本国内と欧州で人気を集め、すでにデビューから7年が経過するロングセラーモデルと化している。
それでも飽き足らない日産は、より低価格なモデルとして、キックスを開発。
南米や中国といったモータリゼーションが盛んな市場に投入。さらに北米でリリースすることもLAオートショーで発表された。
もちろん、キックスが発売された後も、ジュークが姿を消すことはないだろう。
ジュークには、先進テクノロジーや個性豊かなデザイン、2+2感覚のタイトなキャビンを売りに掲げる使命が残されているからだ。
待望のモデルチェンジは、当初の予定より遅れている模様だが、2018年秋にも2代目がお目見えするのではないかとの見方が強い。
▲BセグメントのクロスオーバーSUVとして、2010年に国内外で発売された。日本だけでなく、英国でも生産されている。丸いヘッドランプや目立たないリアハンドルなど、デザイン的な特徴が多い
あのe-POWERを搭載
シャシーには、ルノーとのアライアンスを通じて開発されている、CMF-Bプラットフォームが初めて起用される可能性が高い。
同じく期待が高まるのは、ノートで実用化されて成功を収めたe-POWERの搭載だ。
e-POWERとは、発電専用のエンジンと駆動用モーターが組み合わされた、いわゆるレンジエクステンダーで、充電の必要がない電動車の姿を世に問うた。
ハイブリッドカーよりも爽快な加速フィールが味わえることや、独創的な技術が支持され、ノートで販売実績を伸ばしてきたことは周知のとおりだ。
今春には、セレナにも設定されていることが予告済みだ。
エクステリアには、日産が各車に統一して用いているデザイン要素、すなわちブーメラン型のポジションランプと、V字型グリルが採用されるだろう。
すでに現行モデルに織り込まれ済みではあるが、ラジエターグリルの拡大によってスポーティさが強調される。
いちだんとアグレッシブな印象が強調されるに違いない。
また、リアクオーターピラーは、上半分がブラックアウトされ、サイドとリアの各ウインドウが、つながって見える処理が施されるだろう。
これもセレナやリーフ、海外専売モデルなど、最新の日産車に見られるエッセンスだ。新たなパワートレインを出した人気モデルの登場が楽しみだ。
※2018年1月19日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2018年9月
■全長×全幅×全高:4150×1770×1565(mm)
■搭載エンジン:1.2L 直3レンジエクステンダー他text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部、日産自動車
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