エポック社の『野球盤』は今年で60周年! 阪神バージョン・巨人バージョンの新製品がお披露目
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1月17日と18日に東京都立産業貿易センター台東館で『春のおもちゃ商談会』が開催中。エポック社は、『野球盤』の新製品である阪神タイガースバージョンと読売ジャイアンツバージョンを出展しています。
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定番ゲーム『野球盤』は、2018年で発売60周年を迎えます。これを記念して新製品の発売やイベントの開催が予定されているのですが、新製品第1弾として阪神タイガースバージョンが3月、第2弾として読売ジャイアンツバージョンが5月に発売されます。
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阪神タイガースバージョンは、14年ぶりの製品化。緑と土をイメージした甲子園球場風デザインと虎のロゴを採用しています。『野球盤3Dエース スタンダード 阪神タイガース』は、3Dピッチング機能や消える魔球など最新の機能を搭載。3月3日の発売予定で、希望小売価格は6000円(税別)です。
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『野球盤Jr. 阪神タイガース』は、持ち運びに便利なミニサイズながらも、ボールが自動でピッチャーに戻るオートリターン機能を搭載。ドーム式なのでボールがなくなる心配がありません。こちらも3月3日の発売予定で、希望小売価格は1500円(税別)です。
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読売ジャイアンツバージョンは、27年ぶりの製品化。黒・オレンジ・エンジのジャイアンツデザインと読売巨人軍ロゴを採用しています。『野球盤3Dエース スタンダード 読売ジャイアンツ』は、3Dピッチングと消える魔球の機能を搭載。5月の発売予定で、希望小売価格は6000円(税別)です。
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『野球盤Jr. 読売ジャイアンツ』は、オートリターン機能を搭載し、ドームがついた構造。5月の発売予定で、希望小売価格は1500円(税別)です。
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商談会の会場では、60年の歴史を振り返る過去の製品もズラリ。1958年に発売された初代の『野球盤』では、選手はこけし人形だったそうです。
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1972年に発売された『オールスター野球盤BM型』では、初めて消える魔球機能を搭載。当時の人気プロ野球選手を想起させるイラストが盤面に描かれています。
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筆者も遊んだ記憶がある『野球盤AM型』は、1974年に発売の製品。ボタン操作でバッティングできる“ワンタッチヒッティング装置”を採用しました。
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1988年に発売されたのが、東京ドームをモデルにした『ビッグエッグ野球盤』。初の休場ライセンス商品で、フルオート&電動式という豪華仕様です。
60周年を記念した動きは、まだいろいろありそうな気配。今後も注目しておきたいと思います。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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