マウスにちっちゃいトラックボールが付いた!『SlimBlade Trackball Mouse』製品レビュー
Kensingtonのトラックボール付きマウス『SlimBlade Trackball Mouse』をお借りしました。マウスにコンパクトなトラックボールを内蔵するのが特徴のこの製品。ホイールマウスのホイール部分がトラックボールになった形状です。どのように使えるのでしょうか(すべての写真を見る)。
■仕様
まず製品の仕様を確認しておきましょう。
インタフェース:Bluetooth
サイズ:W60×D100×H28mm
重量:72g(電池を含まない)
対応OS:Windows Vista/XP、Mac OS X(10.4.1以降)
■ドライバのインストール
まず、パソコン側でBluetoothデバイスを使用可能にして、マウス側のBluetoothボタンを押します。通信が確立すると、自動的にドライバのインストールが始まり、完了したら使えるようになります。
■モードは1ボタンで切り替え可能
マウスモードとトラックボールモードは、トラックボールの手前にあるモードスイッチ(ボタン)をダブルクリックして切り替え可能。ユーザーが自分で切り替えることにより、誤操作が防げる仕様となっています。
■“マウス+360°ホイール”なマウスモード
マウスモードでは、通常の2ボタンマウスとして快適に使用できますが、ポイントはトラックボールの存在。ホイールの代用ができるのですが、縦方向だけでなく、横方向にもスクロールできる360°スクロール機能が使えるのです。大きな『Microsoft Excel』のシートを操作する場合に重宝しそうです。
■コンパクトに操作できるトラックボールモード
トラックボールモードでは、マウスを固定したままトラックボールとマウスボタンで操作が可能。狭い場所や立ったままでの使用に向いています。ドラッグ&ドロップの操作は、移動したいファイルなどをモードスイッチでクリックして、再度クリックすることで実現します。文章の選択でも、選択したい文の開始位置でモードスイッチをクリックし、終了位置で再度クリックすることで選択が可能になります。トラックボール操作に慣れていないユーザーでも、マウス感覚で使えるのがうれしいですね。
■使用感
指1本でトラックボールをコリコリ触る操作が楽しく、また指の移動ストロークも小さいため疲れにくいのが印象に残ります。特に気に入ったのは、マウスモードでトラックボールを操作するときの「カリカリ」というクリック音。スクロール操作が楽しくなること請け合いです。常に手元に置いて使うガジェットとして、このようなちょっとした味付けは大事なもの。店頭で触れる機会があったら、是非音も聞いてみてください。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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