Huawei と Xiaomi の 2 社は、米国でのスマートフォン販売を拡大させるために現地の大手キャリアらとその発売について交渉しており、それがまとまれば来年早々にも 2 社のスマートフォンがキャリアから発売されると Bloomberg が伝えました。米国の大手キャリアというのは、AT&T、T-Mobile USA、Verizon、そしてソフトバンク傘下の Sprint の 4 社を指します。Huawei については Amazon や直販ルートで SIM フリー版が販売されており、また一部の米国キャリアからも Huawei スマートフォンは販売されています。ただそれは全て Cricket や MetroPCS のような中堅以下のキャリアだけです。Xiaomi に至ってはまだ米国でスマートフォンを発売したことすらありません。米国市場は Apple のホームグラウンドで、現地の大手キャリアは Apple との深く結びついていることもあって、自社単独でラインアップを選定することができず、グローバル市場で人気の高い両社のフラッグシップモデルがキャリア販売されないこともよくあります。特に中国メーカーに対する制約は厳しく、これまでに大手 4 社から中国メーカーのフラッグシップモデルが出たことはありません。今回の噂は、長年に渡って立ちはだかっている中国メーカーへの壁にヒビが入る出来事になると見られとても注目されています。今、中国市場における Apple の出荷台数シェアはこの 2 社に負けており、このような中国での現状も考慮すると、Apple にとっては出荷台数の大幅な減少にもつながりかねない事態に陥る可能性も出てきます。同サイトによると、Huawei と Xiaomi が交渉しているのは AT&T と Verizon で、T-Mobile と Sprint との交渉については今のところ不明です。ネットニュースでは、Huawei の Mate 10 系が AT&T から発売されるという噂も出ているので、Huawei については一部の交渉はほぼまとまっていると考えられます。Source :
Bloomberg
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