忘年会シーズン到来!失敗しない食べ方とは?
忘年会は「前日」から備える!
飲み会となるとついつい普段より食べ過ぎてしまいますよね。
しゃべりながら食べると無意識のうちに食べ過ぎていたとか、目の前においしそうな料理が出てくると好奇心がそそられて満腹でも食べてしまう、周りが勧めるなど、いろんな心理が影響したり、体のメカニズムから食欲が増えたりします。
後から「食べ過ぎた」とガッカリしないために、まずは、忘年会に向けて、前日からコンディションを整えていきましょう。
前日、当日の朝、昼は、揚げ物などの油料理や、肉料理などこってり系の消化に時間のかかるものは、なるべく食べないようにします。内臓が疲れていると、代謝が上手く行われず、脂肪として蓄えようとします。
当日はアルコールのガブ飲み厳禁!
そして、忘年会当日、乾杯から始まりますが、アルコールはよく知られているように食欲を増す効果がありますので、アルコールの摂り方を気をつけるだけでも違います。ガブガブと、スピーディーに飲まずゆっくりと味わいながら飲むことで、肝臓の負担が違います。
それから、合間に温かいお茶を飲むのもオススメです。太るメカニズムは、血糖値と肝臓の働きにあります。血糖値が、急激に上がる食べ物は、一番太りやすいです。
食べ過ぎない方が良いメニュー
唐揚げ、フライドポテト、てんぷら、ピザ、チーズ、肉などの脂肪の多いもの
チャーハン、ラーメン、パスタ、パンなどの炭水化物
いかにも、高カロリーでわかりやすいです。
一番体脂肪が増えやすい組み合わせは、アルコール+揚げ物です。アルコール分解だけでも大変な肝臓は、揚げ物の分解まで追いつきません。
食べた方が良いメニューと、食べる順番
肝臓をいたわる方法として、働きやすくするためには、質の良いタンパク質、ビタミン、ミネラルは、欠かせません。野菜サラダや、酢の物、鍋もいいですね。酢は、肝臓の働きを良くしてくれますので、特に酢の物はおススメです。
それから、冷奴や、枝豆もぜひ食べていただきたいです。
先ほどの食べ過ぎない方が良いメニューは、避けた方が良いと思っていても食べたくなってしまう方が多いと思います。そこで、順番を工夫しましょう。まずは酢の物や、野菜、枝豆などから食べ始めてから、揚げ物などを持ってくる食べ方をすることで、食欲や、体脂肪が増えることを軽減できます。
忘年会を楽しみながらできる!食べ過ぎ防止策
忘年会は、コミュニケーションを深める親交の場ですので、一緒に時間を過ごしていると周りの方の新たな一面に気付くこともあります。一口に箸でつまむ量が多く、大口開けてがつがつと食べる、食べっぷりの良さは、いかにも太りやすい食べ方で、あまり品を感じる方は、少ないように思います。
早食いだと思う方は、姿勢を良くしながら、お箸で小さくつまむように口に運ぶと大口開けずに、噛みやすく、飲み込みやすく、上品に食事をしている雰囲気が、周りのかたに伝わります。それは、自分のイメージアップにつながるばかりか、噛みやすくなることで、満腹中枢に指令が伝わり、食べ過ぎを防いでくれます。
そして、周りの方の飲み物や、料理が足りているか、常に周りに気を配っていると、自分の食べることへの意識から離れることができたり、自分の席から移動ができるのであれば、いろんな方とおしゃべりを楽しんでいると食事に集中して、食べ過ぎるところから離れることができます。
それから、食べながらカロリーを消耗する方法として、お相手の話を聞くときも、少しオーバーにうなずいて見せたり、大笑いをしてリアクションを大きくすると、話をしているお相手の方も喜ぶし、場も盛り上がり自分自身もどんどん楽しくなってきます。この楽しい気持ちで食事をすることも代謝を高めてくれます。
ぜひ、体のことをいたわる食べ方や、食べる順番を意識し、品よく、気配り上手と、ニコニコ笑顔で、忘年会の食べ過ぎを防ぎ、心が満たされる楽しい時間を過ごして頂けたらと思います。
(水野 直美/健康アドバイザー)
関連記事リンク(外部サイト)
いつまでも若々しく 老化に効果的な食生活とは?
食欲の秋 食べ過ぎ後48時間ならリセットできる!?
朝食抜きは良いことなし。朝食を習慣化するにはどうすればいいか?
最新の気になる時事問題を独自の視点で徹底解説するWEBメディア「JIJICO」。各分野の専門家が、時事問題について解説したり、暮らしに役立つお役立ち情報を発信していきます。
ウェブサイト: https://mbp-japan.com/jijico/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。