ミニバンなのに!? 日産 セレナ NISMOは見た目も走りもスポーツカーだ!
▲国内のNISMOシリーズ第6弾となる『日産 セレナ NISMO』。見た目だけでなく走りもスポーティな車でした!
様々な専用部品を採用し、走行性能を高めた1台
2017年11月21日(火)、ミニバンの日産 セレナをスポーティにチューニングした『セレナ NISMO』が発売されました。一足早く、実車に触れる機会がありましたので、特徴的な部分を写真で紹介していきます。
まず、ざっと概要からお伝えします。
このモデルは、セレナ ハイウェイスターVセレクションをベースにしています。内外装をはじめ、車高を15mm落とした足回りや補強材を追加したボディ、エンジンを制御するコンピューターなどを採用して、スポーツカーさながらの仕上がりとなっています。
セレナ NISMOの価格は341万9280円(税込)。ベースのVセレクションが293万4360円(税込)なので、価格は50万円弱アップします。
しかし、セレナ NISMOには、上記の専用部品以外に自動運転システムの「プロパイロット」やスライドドアの下に足先を入れて引くだけで、ドアが自動で開閉する「ハンズフリーオートスライドドア」などのオプションが標準で装備されています。
クローズドコースで試乗をしてきましたが、車の動きもしっかりと安定していました。走りを楽しみたいけど人も多く乗せ荷物もたくさん載せたい! そんな人にはオススメの1台です!
▲まず目につくのが張り出しの強いセレナ NISMO専用のフロントバンパー。エアロパーツは見た目がスポーティなだけじゃなく、空力性能も優れ高速走行時の安定性が高くなっています。フォグランプも小型でシャープなものに変更されていますね!
▲サイドシルプロテクター、リアバンパーも専用品。フロントから続くレッドのラインがNISMOシリーズらしいスポーティさを強調しています
▲こちらも専用品の17インチアルミホイール。タイヤはグリップ力の高いブリヂストン RE003(サイズは205/50R17)を装着しており、ハンドリングはとってもシャープです。パワーステアリングもチューニングされ、ベースモデルに比べ、少し重めの設定となっています
▲インテリアも随所に専用の装備や装飾が施されています。ステアリングホイールは、握る部分がアルカンターラ巻きで、ハンドルセンターには赤いマークが装着されています。まるでスポーツカーのようなインテリアです!
▲シフトノブは本革巻き+レッドステッチを施したものを採用。シフトパネルにはNISMOのエンブレムが装着されています。エンジンスタートボタンのまわりはレッドで縁取られています
▲レッドの縁取りは、スピードメーターやエアコンの吹き出し口にも施されています。さりげない部分ですが、こういうの大事です
▲シートは、座面をスエード調の生地に変更した専用品。衣服との摩擦を高めていて、コーナリング時に体がずれにくく高いホールド性を発揮します
▲メーカーオプションでレカロ社製のスポーツシートも選択できます。座面脇のコブの高さは、乗降性を配慮したミニバン専用の設計です。実際にこのシートを装着したモデルに試乗しましたが、カーブでも体がずれることなくホールド性は抜群でした!
【SPECIFICATIONS】
■グレード:NISMO ■乗車定員:8名
■エンジン種類:直4DOHC+モーター ■総排気量:1997cc
■最高出力:110(150)/6000 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:200(20.4)/4400 [N・m(kgf・m)/rpm]
■モーター最高出力:1.9(2.6)[kW(ps)]
■モーター最大トルク:48(4.9)[N・m(kgf・m)]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:CVT
■全長x全幅x全高:4805x1740x1850(mm) ■ホイールベース:2860mm
■車両価格:341.928万円(税込)
【関連リンク】
日産 セレナ(5代目)のカタログはこちらtext/編集部 大平拓摩
photo/篠原晃一
関連記事リンク(外部サイト)
日刊カーセンサーは、中古車だけでなく新型車やドライブ、カーグッズ、レース&イベントなど幅広いジャンルの情報・ニュースをお届けするエンタメ系自動車サイトです。面白くて役に立つネタを全力で配信しています。
ウェブサイト: http://www.carsensor.net/contents/
TwitterID: carsensor
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。