Xbox360ゲーム開発会社が他社のゲームソースを盗用!『怒首領蜂』シリーズ

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人気シューティングゲーム『怒首領蜂』シリーズの最新作『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』は、Xbox360専用ソフトとして2009年2月19日(木曜日)に発売された作品だ。しかし、発売して間もなく『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』にバグがあることが発覚し、多くのクレームが寄せられた作品でもある。

そんな『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』にまたもや問題が発生した。なんでも『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』を開発を請け負った株式会社アクアシステムが、プレイステーション2用ソフト『怒首領蜂 大往生』のプログラムソースコードを無断で盗用し、改竄しつつ『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』を完成させていたことが発覚したのだ

つまり、『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』の基本プログラムは『怒首領蜂 大往生』のプログラムということになる。同じシリーズとはいえ発売元が違う上に、未承諾でプログラムソースコードを使用・改竄したということで著作権侵害の可能性が高い。

『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』の発売元である株式会社5pbは「全て発売元である弊社の責任であり、株式会社ケイブ様、株式会社アリカ様をはじめとする関係各位、販売店各位、そしてユーザーの皆様に多大なご迷惑をおかけ致しました事を、心よりお詫び申し上げます」と公式サイトに掲載し、この件に関する調査と今後の対策を練るとしている。

<『怒首領蜂 大往生』データ>
発売元: 株式会社ケイブ
開発元: 株式会社アリカ

<『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRA』データ>
発売元: 株式会社5pb
開発元: 株式会社アクアシステム

また同社は「今後この件に関しては、株式会社ケイブ様の開発ブログや株式会社アリカ様の役員様のブログにて一部経緯や詳細の説明がある場合もございます」と掲載もしており、さっそく6月19日(金曜日)に更新された株式会社ケイブの開発ブログに「こちらを見てくださってる方は既にご存じの方も多いと思いますが、怒首領蜂 大往生 ブラックレーベルEXTRAのソフトに関して来週の金曜更新の時に、この話をするのは最初で最後になると思いますがお話できればと思います」とコメントが掲載されていた。つまり、株式会社ケイブからは6月26日(金曜日)になんらかのコメント発表があるということになる。

ガジェット通信編集部の取材に対し、今回の件の窓口となっている株式会社アリカから6月22日(月曜日)にも返答をいただける予定となっている。今後も各社の発表から目が離せそうにないが、どのような展開になったとしてもファンたちが損を被(こうむ)ったり、悲しい状況に陥るという結果だけは避けたいところだ(このニュースの詳細記事はこちら)。

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