【えひめ最新レポ】道後温泉の旅館で究極の「坊っちやん部屋」が体験できる
愛媛県松山市の道後温泉にある旅館で今、夏目漱石の小説『坊っちやん』の世界をまさに“体感”できる客室がある。道後温泉とその周辺で開催中のアートフェスティバル「道後オンセナート2018」の一環。
道後エリアの人気旅館・道後舘にある一室が「部屋本 坊っちやん」として公開されている。ブックデザイナー/アートディレクターの祖父江慎さんが手掛けたその客室は、『坊っちゃん』の文章でほぼ埋め尽くされている。
祖父江慎さんのオフィスは、昔も今も数多くの本で埋め尽くされているという。一方、夏目漱石と正岡子規は明治28年から29年にかけて松山で過ごし、その10年後に夏目漱石は『坊っちやん』を発表した経緯がある。
客室の壁や天井、障子、床、なんとトイレの壁にまで『坊っちやん』の文章がギッシリとある。『坊っちゃん』を読み尽くした人にはたまらないだろうし、これを見ると思わずもう一度読み返したくなってくる。
見学特典として付く道後舘新聞『坊っちやん』も、夏目漱石と祖父江慎さんのファンは必見。名作の活字に囲まれる、ぜひ一度体験してみて欲しい。
開催期間:2017年9月2日-2019年2月28日見学時間:11~14時 (最終受付) 見学時間20分見学特典:道後舘新聞 『坊っちやん』漱石+祖父江慎 / オリジナル見学券 / 喫茶券見学料金:1,500円、小学生以下 1,000円
(C)SHIN SOBUE / Dōgo Onsenart 2018
道後舘http://www.dogokan.co.jp/
道後オンセナート2018http://www.dogoonsenart.com/
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