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冬の季節を迎える前に、スタッドレスタイヤを要チェック!!【Let’s Go! 車界科見学】

カーセンサー(雑誌)で毎月連載されている「Let’s Go! 車界科見学」。車に乗っていれば日常的に起こることの中に、疑問には思うが、知らなくてもお店や誰かがやってくれることがある。その中で、知ればナットク! の情報をGetしに、車界のプロの仕事を見学しに行く企画。

▲今回は、そろそろ必要な時期に差し掛かるスタッドレスタイヤについて、タイヤのプロに話を聞いてきた

▲今回は、そろそろ必要な時期に差し掛かるスタッドレスタイヤについて、タイヤのプロに話を聞いてきた

スタッドレスは夏タイヤと比べ、異なる注意点がある

もう間もなく冬がやってくる。洋服は冬物を準備していたとしても、車はいかがだろう。降雪地域でなくとも、気温が下がれば路面が凍結する。そこで、冬場の走行に必要なのがスタッドレスタイヤだ。ところが、冬の期間に装着しておけばひとまず安心、というわけではない。

実は、スタッドレスタイヤは、夏タイヤとはいろいろと異なる点が存在する。知らないで使っていると、雪道や凍結路面でその機能を発揮できなくなっている可能性があるのだ。そんな状態で走っていたら非常に危険。そこで今回は、冬も安全にドライブできるよう、タイヤのプロにスタッドレスタイヤ特有の注意点などについて聞いてきた。

▲今回お話をお伺いした、タイヤ館板橋店の店長・池野耕平さん

▲今回お話をお伺いした、タイヤ館板橋店の店長・池野耕平さん

Q.スタッドレスタイヤ特有の注意点ってなんですか?

タイヤは基本的に溝がすり減ると性能が低下し、使用できなくなります。スタッドレスタイヤは、新品の状態から使える溝の量が夏タイヤより少なく、50%程度使用した段階で効果がなくなります。

また、スタッドレスタイヤは、柔らかいゴムを使っています。それは滑りやすい凍結路面での密着度を高める効果があるからです。ただし年数がたつとゴムは硬くなり、その効果がなくなります。寿命は、保管状況により異なりますが、3~4年が一般的です。(タイヤ館板橋店の店長・池野耕平さん。以下池野さん)

▲タイヤ溝にある印の部分が残り50%を表すプラットフォーム。ここまで減ってしまうと、効果がなくなってしまう

▲タイヤ溝にある印の部分が残り50%を表すプラットフォーム。ここまで減ってしまうと、効果がなくなってしまう

Q.長持ちさせる方法はありますか?

空気圧が適正に保たれていない場合、タイヤは均等ではなく、片寄った減り方をします。そうなると、ゴムが柔らかく摩耗しやすいスタッドレスタイヤは、より早く限界を迎えてしまいます。ですから、月に一度は空気圧をチェックすることが重要です。

加えて、冬シーズンが終わってからも履き続けるのは良くありません。乾いた熱い路面だと擦り減るスピードが早まるからです。シーズン終了後は早めに夏タイヤに戻すことが重要です。また、その後の保管方法についても注意が必要です。(池野さん)

▲空気圧不足により、両端が極度に擦り減ってしまったタイヤ

▲空気圧不足により、両端が極度に擦り減ってしまったタイヤ

Q.保管方法にコツはありますか?

保管する際は、直射日光が当たらず、風通しの良い場所を選びましょう。そうすることで、熱によるひび割れ、劣化を防止できます。保管時の置き方ですが、すのこなどを敷いた上に積み上げ、雨にぬれないようブルーシートなどで覆いましょう。直接床に置いてしまうと、タイヤ内部の薬品成分が染み出て、接地面が汚れてしまいます。

さらに、空気圧を通常の半分くらいに調整しておけば、タイヤ内部からの圧力が下がり、ゴムにかかる負担が軽減し劣化を防ぐことができます。(池野さん)

▲このように積み上げることで、タイヤ接地面の変形を防ぐ効果もある

▲このように積み上げることで、タイヤ接地面の変形を防ぐ効果もある

【覚えておこう】保管する場所がないときは預かりサービスの利用を

自宅に保管するスペースがない場合や交換するタイヤを車に積み込むのが難しい場合、タイヤとホイールのセットを預かってもらえるサービスがある。

このサービスは、タイヤショップや量販店などで行っている。履き替えの時期には保管専用の倉庫から店舗に取り寄せ、交換作業ができるサービスだ。タイヤに適切な環境で保管しているので、劣化を防ぎ、長持ちさせることができる。

また、交換時には傷や摩耗状況など、タイヤの状態をチェックしたうえ、適正な空気圧に調整してくれるので、手間もかからず安心して乗り出せる。

▲保管費用や預かり期間は店舗によって異なるので、詳しくは近くのお店に相談を

▲保管費用や預かり期間は店舗によって異なるので、詳しくは近くのお店に相談を

【関連リンク】

今回お話を伺ったタイヤ館板橋店のHPはこちらtext、photo/編集部 大平拓摩

illustration/白根ゆたんぽ

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