ほっこり笑えて癒される“寄席”

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皆さんは“寄席”って行ったことがありますか?
「寄席って落語を見るところでしょ」「渋すぎてあまり興味ないなあ」という人が多いかもしれません。でも、寄席って実は落語だけではなく漫談、漫才、バンド演奏まで見られる、マルチなエンタテインメントスポットなんです。

寄席の魅力

何よりも漫談や漫才、落語を生で見ることができるのが魅力的。300名程度の会場で行われるので、演者の息づかいや、会場のお客さんの笑い声を肌で感じることができます。また、普段テレビで見られない名人芸やお話が聞けて新鮮。落語家さんの歩き方や、扇子と使う所作はとてもキレイなので、盗めば女子力アップしちゃうかも。

寄席ってどこで見られるの?

東京で寄席が見られるところは、新宿『末廣亭』、浅草『浅草演芸ホール』、池袋『池袋演芸場』、上野『お江戸上野広小路亭』、三越前『お江戸日本橋亭』、半蔵門『国立演芸場』など。

浅草や上野など下町のイメージが強い寄席ですが、新宿や池袋にもあるんです。これなら、自宅の近くやいつも遊びに行く街からセレクトできそうですね。小さな寄席なら居酒屋やおソバ屋さんでやることも!

寄席のシステムがよく分からない……

まず入り口でお金を払います。料金はだいたい2500円程度。寄席は一度入れば、漫談や漫才、落語などいくつもの芸が見られる“芸のフェス”のようなもの。出入りは自由で、飲食も自由! 名所をめぐりながら楽しむのもオツですよ。

夏は風流に浴衣で寄席デート

最初は気軽な気持ちでトライして、楽しみ方に慣れてきたら和装で訪れるのも非日常を味わえます。これからの季節は、着るのが簡単な浴衣もありますし、いつものデートとは一味違う“寄席デート”を楽しむのも◎。

お気に入りの芸人さんを見つけよう!

お気に入りの芸人さんが見つかれば立派な寄席ツウ。その人目当てに寄席のスケジュールをチェックするのも面白いかも。

筆者が寄席にハマったきっかけも、ぴろきさんという漫談家さん。
頭のてっぺんで髪を丁髷の様に結い、丸眼鏡・フリルのブラウス・蝶ネクタイ・幅広のズボンという出で立ちで、ギタレレ(ウクレレより弦が2本多い)を弾きながら自虐ネタ漫談を披露します。相当なゆるキャラで、その哀愁のあるぼやきは、見ているだけでなぜか癒されます。キメ台詞は「明るく陽気にいきましょう♪」。なんだか、この言葉だけで仕事なども頑張れる気がしませんか?

女性にオススメの寄席入門。いかがだったでしょうか。テレビで話題のキャッチーなギャグも良いけど、寄席にはほっこりとした一味違う魅力がギッシリ。お母さんやおばあちゃんを誘って出かけるのも、きっと楽しいですよ!

『公益社団法人 落語芸術協会』演芸場紹介ページ
http://www.geikyo.com/theater/index.html

画像:flickr from YAHOO
http://www.flickr.com/photos/kemeko/6829497770/

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