【謝罪速報】魚屋が「自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロ」を販売して謝罪文を掲載 / サカナバッカ
様々な産地の水産品を提供する魚屋として絶大な支持を得ている「サカナバッカ」。東京都の中目黒、都立大学、梅が丘、中延、武蔵小山、戸越公園などで営業している美味しい魚が手に入る魚屋だが、自社で調査した結果、謝罪しなければならない出来事が発覚したようだ。
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サカナバッカが販売した商品のなかに「自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロ」があったというのだ。では自主禁漁とは何なのか? 太平洋クロマグロが産卵できる環境を作るため、壱岐と対馬の漁業者は6~7月は30キロ以上の産卵親魚の量を自主的に禁漁としているのだ。
・一般人が疑問に思いコメント
しかしながら、サカナバッカは「長崎県壱岐の釣り物(魚体40キロ以上)」を販売しているとFacebookで告知。それを知った一般人が疑問に思いコメント。するとやはり、「自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロ」だということが判明したのである。以下は、サカナバッカがFacebook上に掲載した謝罪文である。
・サカナバッカのFacebook上の謝罪文(引用)
「この度は、「sakana bacca梅ヶ丘」において、自主禁漁期間中の壱岐沖で漁獲されたホンマグロを販売したことにつきまして、地元漁業関係者の皆様ならびにお客様に対して深くお詫び申し上げます。今後このような事態が発生しないよう、再発防止に務め、従業員一丸となって信頼回復に努めてまいります。当該ホンマグロについては販売を中止し、本日までにすべて店頭から撤去しております。また、事実関係につきましては改めて調査を行っております。調査が終了次第、再発防止策と併せて改めて弊社ホームページ上にてご報告申し上げます。地元漁業関係者の皆様ならびにご愛顧いただいておりますお客様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしますことを重ねてお詫び申し上げます」
・入荷ルートと原因を細かく解説
さらにサカナバッカは公式サイトで「どうして自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロを販売してしまったのか」を詳しく説明。謝罪するとともに、入荷ルートと原因を細かく解説している。
・サカナバッカの公式サイト上の謝罪文(一部引用)
「平成29年6月30日にFacebook上で、漁獲者を「長崎県内(九州本土側)の漁師」、水揚げ港を「長崎県内本土側の港」とご報告いたしましたが、再調査の結果、漁獲者および集荷者の特定まで至ることができませんでした。初期の調査で誤った情報をお伝えしたことならびに、特定まで至らなかった点が生じたことにつきまして、重ねてお詫び申し上げます」
・経緯をしっかりと調べて謝罪文
今回は誤ったものを販売してしまったが、それを謝罪するだけでなく、経緯をしっかりと調べて謝罪文を掲載したことは、消費者から信頼を得るという点で意味のある行為だと思われる。ちなみに、この「自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロ」は梅ヶ丘と都立大学で販売されたという。
もっと詳しく読む: 魚屋が「自主禁漁期間中に漁獲したホンマグロ」を販売して謝罪文を掲載 / サカナバッカ(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/07/09/sakanabacca-syazai/
参照: サカナバッカ
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