魚の養殖と水耕栽培の融合!世界初のオープンソース型アクアポニックスシステム「Aquapioneers」
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魚を飼育する水槽と植物を水耕栽培するプランターを結合させることにより、魚の排泄物をバクテリアが分解し、植物がこれを有機肥料として吸収することで水が浄化され、きれいな水が水槽へと戻るという、自然の生態系を活用した仕組みが特徴だ。
・世界初のオープンソース型アクアポニックスシステム
![](https://getnews.jp/extimage.php?e44d65d3fba3acce2e0486243bcef1a8/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F07%2F170707aquapioneers2.jpg)
葉野菜やハーブが栽培できる幅70センチ、奥行き30センチ、深さ30センチのプランターと、金魚やグッピーなどの淡水魚を飼育する50リットルの水槽を組み合わせたもので、消費水量を従来よりも90%軽減しながら、作物を2倍速く生育させることができる。
設計データや組み立てのマニュアルはオープンソースとして公開され、誰でも無料で自由にダウンロードしたり、改変することが可能。
このデータをもとに、CNCルーターを使って木材からパーツを切断し、つなぎ合わせるだけで、どこでも簡単に設置できるという。
・近々、オープンソースとして公開予定
開発プロジェクトでは、現在、オープンソース化に向けたデザインの最終調整をすすめながら、1万5,000ユーロ(約195万円)を目標に、クラウドファンディングプラットフォーム「Ulule」で資金調達を実施中。
クラウドファンディング終了後、なるべく早い時期に、「Aquapioneers」の設計データやマニュアルを公開する方針だ。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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