警察官が一方通行を逆走！ 2ちゃんねらーが注意するも逃走して話題に

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沖縄県那覇市で、那覇署に勤務する30代の警察官がパトカーに乗って勤務中、一方通行の道路に逆から侵入。警察官とはいえ一方通行の逆送は道路交通法違反となるが、この警察官は目撃者の2ちゃんねらーに注意されるも「逮捕するぞ！」と恫喝し、逃走したという（2ちゃんねらーとは『2ちゃんねる』の常連ユーザーのこと）。

この事実を目撃者の2ちゃんねらーがインターネット掲示板『まちBBS』で暴露し、『2ちゃんねる』でも大きな話題となっている。どうして大きな話題になっているのか？　それは、この警察官が法の番人である警察官らしからぬ行動と言動をして、目撃者の2ちゃんねらーから逃走したためである。その流れを説明しよう。

パトカーが一方通行の道路を逆そうしているシーンを目撃した2ちゃんねらーが、「ここは一方通行ですよ。サイレンも回転灯も無いので、緊急走行では無いですよね。違反切符を切って下さい」とパトカーに乗車していた警察官に話したところ、実際に違反行為をしていたと認めた警察官が「では、那覇署で違反切符を切るので、行きます」と言ってその場を離れようとしたため、もみ消しを恐れた2ちゃんねらーが「切符が切られた事を、私はどうやって確認するんですか？」と呼び止めた。それでも警察にこの場で連絡することを警察官が拒否したため、「那覇署に連絡するので待って！」と言ったところ「手を離しなさいっ！　これ以上掴み続けるなら、公務執行妨害で逮捕するぞっ！」と恫喝されたという。

このことに対して2ちゃんねらーは「これ以上掴まえると、引きずられるかも知れないと身の危険を感じたので、手を離すとパトカーは行ってしまった」と、そのときの恐怖を語っている。その後、調書作成で現場にやってきた警察官の上司である地域課課長が2ちゃんねらーに謝罪。いくら本人から謝罪するように求めても、「それはできない」の一点張りだったという（事件の詳細はこちら）。

このことについて、事実確認のために取材班は那覇署に取材をしてお話をうかがった。この警察官の常識ハズレな行動、那覇署が常識ハズレな処理をしていないともいえない。

取材班：　那覇署の警察官が一方通行の道を逆送した件なのですが。
那覇署：　どうぞ！
取材班：　業務中の反則切符ですが、この罰金は警察署が払ったのでしょうか？
那覇署：　常識的に考えてそれはないでしょ！　常識的に考えて……。
取材班：　では、違反をした警察官に対して署内での罰はあるのでしょうか？
那覇署：　考えていません！　警察官の教育を徹底するたけです。
取材班：　では、警察官に対する罰は反則切符だけなんですね。
那覇署：　そうです。

この件に関して非常に憤慨しているのか、もしくは取材が殺到しているのか、けっこう厳しい声での対応だった。当編集部としては、警察官は市民の手本となる行動をしなくてはならないと考える。取り締まる側が取り締まりをされてしまうこと自体、おかしなことなのだ。今後はこのようなことがなきよう、治安維持のために努力してほしいものである（このニュースの詳細記事はこちら）。

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