商品を売るためにゲームパッケージが萌え化? 「オリジナルを壊してほしくない」の声も

萌えゲームパッケージ

現在、国内ゲームメーカーに異変が起きている。国内ゲームメーカーはソフトの売り上げが低迷しており、10万本行けば大ヒットと言っていいという状態。そんな国内ゲーム市場に何が起きたのか?

それはゲームパッケージが萌え化しているのだ。釣りゲームの『FISHON NEXT』に、列車ゲームの『A列車で行こう』、そして『ハローキティといっしょ!』までもがパッケージが萌え化。中身がどんなゲームなのか疑いたくなるようなイラストに描き換わっているのだ。

過去にガジェット通信で紹介した『パイレーツ・オブ・ブラックコーブ』というゲームは覚えているだろうか(下記記事参照)。このゲームをローカライズした際に、パッケージまでも日本人にあわせて女性のイラストに描き変えられているのと言う事実。もはやゲームをパッケージ買いさせるための苦肉の策なのだろうか。

しかしこのような手法はゲームだけではなかった。実は有名なイラストレーターを起用した例が過去にもあったのは皆さんもご存じだろう。テレビでも報道され話題になった“あきたこまち”に日本酒の『知多娘。』、更にはご当地萌えまで登場(ご当地萌えは有名作品からのトレースが発覚し謝罪)。

良い言い方をすれば、日本ならではの文化“萌え”を上手に利用した商売。他国では決してマネできないことである。しかし近年、台湾でもこの“萌え”が浸透し始めマイクロソフトが提供する『Silverlight』の公式サイトに藍澤光(あいざわひかる)という萌えキャラクターを展開し、なぜか日本から人気を集めている。

しかし中には「オリジナルをぶっ壊してほしくない」という萌え否定派の人も少なからずいる。100巻以降にやたら女性キャラが出てくる『こち亀』がそれに該当するのではないだろうか。

A列車で行こう

2月24日発売の『パイレーツ・オブ・ブラックコーブ』の国内パッケージがオリジナルと違い過ぎ! 完全萌え路線に

※画像はゲームパッケージより引用。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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