【使ってみた】Googleの「WebVR」がGoogleCardboardにも対応、Webブラウザ上で簡易VR体験できる
![WebVR1](https://getnews.jp/extimage.php?93d544e4a53d33987a7a21e497a15231/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2FWebVR1.jpg)
そこで先日Googleは、Webブラウザ上で機能するプラットフォーム「WebVR」を、GoogleのVR機能「Daydream」を搭載しないAndroidデバイスでも使えるよう変更を加えたのだ。
・アプリも高額デバイス不要!Chrome上でVRが体験できる?
今回の変更で何を意味するのかと言うと、1000円ほどで買える「Google Cardboard」のような段ボールVRデバイスですらこのWebVRコンテンツを楽しめるということだ。ユーザーは対応デバイスにスマホをセットし、Chromeを開き、WebVRページにアクセスするだけで簡単にVR体験ができてしまう。
![WebVR2](https://getnews.jp/extimage.php?09a2e195ae9f523b74b54bcfe7cfca4b/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2FWebVR2.jpg)
わざわざアプリをダウンロードする必要もなく、マルチプレイ対応の卓球ゲームやロボット探しゲーム、声の指示で好きな地名に行けるVR観光ツールなどユニークなコンテンツを楽しめる。どれもクオリティーが高く、Webブラウザコンテンツと言えど侮ってはいけない。
・「Web VR Experiments」内でコンテンツも増え続ける
Googleは合わせて「Web VR Experiments」というショーケース・サイトも公開している。ここでユーザーは並べられたコンテンツの中から自由に好きなもの選べ、ディベロッパーは開発したコンテンツを公開することも可能なのだ。
![WebVR3](https://getnews.jp/extimage.php?a7f3809e30f407abfa295f45c4ba17df/http%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2FWebVR3.jpg)
時に一般のGoogle Cardboard対応アプリは質が悪いものも出回っているのだが、こうしてGoogleサイトの傘下でコンテンツが増えていくということは、ある程度の質も期待できるのではないだろうか。なお、現状iOSでも動作することは確認できたが、反応が鈍くなってしまうようだ。
今回のアップデートは、少しでも多くの人にVR体験をしてもらいたいというGoogleの意図の現れとも言える。Google Cardboardデバイスを持っている人はぜひ試してみてはどうだろう?
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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