全240色、5万円の色鉛筆『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』予約受付開始

三菱鉛筆は、『uni』発売50周年を記念して、日本の伝統色を含むやわらかな色が充実したユニークな240色の色鉛筆『uni COLOR 240 LIMITED EDITION』を10月1日より全国で5000セット限定発売、6月1日より先行予約受付を開始する。1セット5万2500円(税込)。

子どもからプロフェッショナルまで対応できるよう、学童用の12色色鉛筆や画材で多く使われる色を取り入れ、鮮やかな色、穏やかな色、深みのある色など豊かなニュアンスを持つ色を取りそろえた。『生壁色』や『苔色』など日本の伝統色も33色採用。自然物の描写に欠かせない、やわらかい色やくすみを持つ色から、従来の『uni color』にはなかったクールなメタリック系のラインナップも新たに加えている。

240色の色を選ぶにあたっては、カラーコンサルティング会社であり、印刷会社とデザイナーの間での色指定などに使われる色見本『DICカラーガイド』で知られるDICカラーと共に行ったという。色鉛筆は、なめらかな書き味を保ちながら微細な色の差を表現するのは難しく、熟練した職人技術が必要とされる。色のバリエーションに吟味をつくし、高度な職人技によって240色もの展開が可能になったといえる。


クロス張りの木製ケース(W41.1×D21.6×H11.7mm)は、5段の引き出しにグラデーションになるようにセットされており、引き出しを開けるごとに異なる色の世界が現れる。240色それぞれに込められた想いや、色名に関するエピソードや「かく」ことの大切さをつづった小冊子(32ページ)付き。ケースにはシリアルナンバーが印字されているので、コレクションアイテムとしても満足できそうだ(このニュースの元記事はこちら)。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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