『くるんでコロコロ おだんごパーティー』伝統技法由来の和菓子クッキングトイで、十五夜も自作だんごで!
株式会社タカラトミーアーツより『くるんでコロコロ おだんごパーティー』が発売された。お団子を一度に作れる「球断器」という伝統技法を用いたタカラトミーアーツが手がける初の和菓子クッキングトイ。ただ丸めるだけでなく、中に具材も入れることが出来るのがポイントだ。今年の十五夜(中秋の名月)は9月15日(木)、手作りおだんごなら名月をもっと美味しく楽しめるかも!?
お団子を球状にする道具=球断器。そんな技法があったとは!
球断器とはお団子を球状にする道具のこと。同じサイズのお団子をきれいに一度に作ることが出来る。『くるんでコロコロ おだんごパーティー』は「お月見」をイメージした可愛らしいうさぎをモチーフに、楽しくお団子作りを体験することが出来るもの。
セット内容は、ボウル、うさちゃんローラー、コロコロレール、持ち手カバー、計量カップ、へこませ棒、にんじん型(浅い方・深い方)、つぶし棒、大福カップ、こし網、取扱説明書。
基本のお団子作りは白玉粉とお豆腐で!
材料に用意するのは「白玉粉」と「お豆腐」。お豆腐を使うことでもっちりとした食感の白玉が作ることが出来る。また硬くなりにくいので時間が経っても美味しく頂けるそう。
白玉粉 120g
絹ごし豆腐 150g
オリーブオイル(またはサラダ油) 適量
ボウルに白玉粉120gを入れる。計量カップの内側の線が30g目安となっているので、4回入れるとちょうど良い。こし網をセットしてお豆腐150gを置き、計量カップにつぶし棒をつけたもので押しつぶす。こし網を外して、白玉粉の粒がなくなるくらいまでしっかりと手でこね合わせる。
この時ボウルの中で作業するのだが、ある程度まとまってきたら、まな板の上など広い場所に取り出してさらにこねていく方がこねやすい。出来上がった生地は乾燥しないようにラップで包んでおこう。
お団子の中に具を入れることが出来るよ!
にんじん型の溝の部分とへこませ棒にしっかりと油を塗っておく。溝いっぱいに生地を詰めて、深い方にへこませ棒を押し当てて凹みを作る。
ここに好きな具材を入れていく。今回はチョコレートシロップを入れてみた。生地がしっかりとくっつくようにニンジン型を合わせて、取り出す。ここでのポイントは、面倒でもにんじん型を使う時は1回ずつ洗浄すると良いということ。油は塗っているのだが、どうしても細かな生地が型に残ってしまい、これを綺麗に取り除いておかないと、次の白玉が綺麗に作ることが出来ない。
コロコロするだけであっという間にお団子に!
さて、ここが球断器の部分! コロコロレールの上に生地を置いて、うさちゃんローラーを前後にスライドさせる。そうすると中に具材の入ったお団子が4個できあがる。勢いよくスライドさせるよりも、ややゆっくりめにコロコロと10往復させる程度が良い。
沸騰したお湯に入れて、お団子が浮いてきたらさらに1分ほど茹でる。 冷水で冷ましたら出来上がり! 今回の分量で48個分の白玉が作れた。公式サイトでは約50個分のお団子が作れるとあったので、ほぼ同じように作れたのではないだろうか。
出来上がったチョコレート入りの白玉をフルーツ白玉に。もちもち食感がとても美味しい! もっといろいろ作ってみよう。
中に具材を入れるのはなかなかコツがいる
それでチョコレートシロップを入れてみたのだが、これがなかなか大変であった。見た目からも分かる通り、本当に少量しか入れることが出来ない。少しでも入れる分量が多いと、生地から溢れてしまう。またコロコロと転がす時に、中から出てきてしまったりもするので周囲が汚れてしまいがち。
すべての生地を丸め終えてから茹でたのだが、液状の具が入っている時はすぐにゆでるのがポイントとのこと。
今回の白玉は、時間が経ってから茹でてしまったので、生地にシロップが染み込んだ状態になってしまった。そこで、多少面倒ではあるが、うさちゃんローラーで丸めたらすぐに4個分を茹でるという方法でやってみると、 なんとかとろりとしたチョコレート入り団子を作ることが出来た。
餡やジャムを入れたとしても、本当にごく少量しか入れることが出来ない。このあたりの作業が細かく、子供ではなかなか難しく面倒な印象も。あくまでも「おもちゃ」としての位置づけであるので流れを体験するといった面では良いのだが・・・。
中に何もいれなくてもOK!
もちろん、中に何も入れずに丸めてもOK。もっちり柔らかで綺麗な形のお団子が作ることが出来る。 ずんだ白玉、みたらし団子を作ってみたがとても美味しくきれいに作ることが出来た。
ピノ大福を作ろう!
今年発売40周年を迎える森永乳業の「ピノ」。ひとくちアイスとしてロングセラーを誇っている。このピノを使った「ピノ大福」が紹介されているのでこちらも作ってみよう。
作り方は、途中までは同じ。お団子を丸めた後に、平たくつぶしたものを茹でる。茹であがったら冷水に取り、 コーンスターチ(または片栗粉)の上で少しずつ広げていこう。
伸ばした生地を大福カップの上に広げ、ピノを逆さまに入れる。「打ち粉をした台の上にひっくり返して強めに押し当てる」と書いてあったが、 強く押し当てるとピノが潰れてしまった。しっかりふさごうとすると中身が出てきてしまうので、優しく包む程度の方が良さそう。カップから取り出せば、ピノ大福の出来上がり。
もっちりした白玉の生地とアイス、チョコレートのコラボレーション。ひんやりもちもちした美味しさを楽しめた。
美味しさいろいろ!
いろんな味のお団子を作ろうということで中に入れる具材はジャム、ピーナッツバター、グミ、餡、チョコのほかに、おつまみ系としてチーズ、カレー、のり、梅など。アレンジレシピとして、お汁粉、抹茶かき氷、フルーツポンチ、きなこ白玉、白玉パフェやかぼちゃのスープなどが紹介されている。
使い終わった後はパーツをボウルの中にすべて収納できる。
コロコロお団子作りを楽しもう!
白玉を丸めるという作業は何だか楽しかったりする。もちろん手を使ってコロコロ丸めるのもそんなには難しくはないが、綺麗に等分に作ることが出来れば見た目もそろって美しい。お月見シーズンにぜひおうちでおだんごパーティーを楽しんでみてはいかがだろうか?
2016年8月25日発売。価格は3,980円(税抜)。 対象年齢:8歳以上。全国の雑貨店、量販店、玩具専門店などで販売中。
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