「橋下徹氏のブレーン」「古賀茂明氏知事擁立を画策」と勝手に書かれた本人、週刊誌の「空想」記事に怒る

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原氏のツイート

ガジェ通ではすっかりおなじみ、政策工房の原氏がサンデー毎日に対して怒っている。原氏によると、ここのところ急にメディアから大阪の選挙に関する取材が増え、変だなと思っていたところ、なんとその理由が、週刊誌の空想記事にあったとのこと。

『サンデー毎日』11月6日号に原氏がまるで「橋下徹氏のブレーン」で、しかも古賀茂明氏の知事擁立を画策したのは原氏であるかのように書かれていた。この記事の内容、意図がどうもよく分からないがその内容がまったくの想像の産物であり「妄想」であるのが驚きだ。原氏はすぐに以下のようなツイートをおこない、サンデー毎日にも同様の文面を郵送で送ったらしい。

原英史氏のツイッター
http://twitter.com/#!/HaraEiji

■原氏のツイート:
なぜか最近、マスコミから「大阪の選挙」について問合せが多い。・・と思ったら、11月6日号のサンデー毎日に、私が「橋下氏のブレーン」で、「(府知事選に)古賀茂明氏の擁立を画策したのは、古賀氏と気心の知れた後輩で、同じく元通産官僚の原氏」とか、大ウソが書いてあったのが原因と判明。

選挙や政界工作は私のフィールド外であり、関与したこともなければ、するつもりもない。本人に確認さえせず、空想だけで記事を書くのはやめてほしい。もしどうしてもするなら、文中で「これは空想です」と断わってもらいたい。→サンデー毎日さんへ

このサンデー毎日の記事を書いた人は「政治ジャーナリスト」ではなく「政治空想家」ですよ、と原氏。「裏で政界工作みたいな怪しいことをやっていると言われるのは、こちらの仕事にも差し支えるので迷惑」という。抗議文を郵送したのが11月4日だそうだが、11月14日時点でまだ何の反応もないらしい。

ジャーナリストという肩書きを持つ人には変な人が多い。いろんな理由はあるだろうが、一見立派なように見え、しかしよく考えたら定義が曖昧で誰でも名乗ることができ、実際何ができ何をしているのかよくわからないという、いいかげんで詐欺師みたいな人にとっては都合のよいものであるから、そういう人たちの温床になっている可能性もある。もしくは単に何も考えていない人が多いだけなのかもしれないが。

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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