【ガジェ通秋葉原制覇】突然ですが秋葉原の“定食四天王”を制定しました @『すえひろ』
秋葉原を連呼するガジェット通信ですが、今ココに重大な発表をしたいと思います。
「ガジェ通編集部の最寄り駅は銀座線の末広町駅である!」
「で?」って言うのはなしの方向でお願いするとして、筆者(YELLOW)的には秋葉原駅周辺も大事ですが、末広町駅周辺もパトロールする必要があるという事です。
正直、痩せる気が1㎜もしません……。
コスモを震わせる『すえひろ』
というわけで、新たに末広町駅周辺も警戒区域に指定され、それとなく路地裏をパトロールしていると圧倒的なコスモを放つ店を発見しました。
『コーヒー・レストラン すえひろ』
この手の店が大好きな筆者としては“宝物”を見付けたような気分になる『すえひろ』で御座います。
この外観、かつ未だに絶賛営業中となれば、もはや国宝級でして文化遺産に指定されるべき案件かと存じます。
『ハンバーグ定食』を所望する!
さりげなくハンバーグマニアな筆者的には、例え連食4軒目だとしてもココは『ハンバーグ定食』(800円)を食べざるを得ない衝動ですが、残念な事に直前でハンバーグが売り切れてしまったとの事……。
だが、しかし!
それとなく生姜焼きマニアでもあるので、マッハで『豚肉しょうが焼定食』(800円)にチェンジしてみました。
旨い店の法則「ピースボートのポスターを探せ!」
もはやシックセンスの域に達する筆者の“旨い店を探す能力”ですが、別に適当に探しているわけではありません。
「店先に古い自転車が置いてある店」
「ビールは赤星(大瓶)しか置いてない店」
などもチェックポイントととして大事である事などを、無駄に頑張って解説して来ましたが、またもや新説を発表しておきましょう。
「ピースボートのポスターが貼ってある店は良店である可能性!」
ぶっちゃけピースボートの是非は賛否が分かれる案件ですし、もしも店にポスター貼ってくれなどと言われたら、筆者は相撲の旭日松ばりに塩を撒く勢いで御座います。
しかし!
頼まれたら断れないというか、人柄が良すぎる店の場合は何も警戒せずにポスターを承諾してしまうパターンが多々あります。
この温和な性格の店主が作る料理……疑う余地はありません。
『豚肉しょうが焼定食』を食す!
整いました。
まさに期待通りの『豚肉しょうが焼定食』ではないでしょうか?
豚肉の生姜焼き、御飯、味噌汁、ひじきの煮物、白菜の浅漬け……。日本の美が集結したパーフェクトランチで御座います。
御飯のボリュームもなかなかでして、これは非常に魅力的な定食な予感です。
親子二代に渡って通う常連さんがいるのも納得の布陣ではなかろうか?
豚肉の生姜焼きが美味しい件
まあ、そうそう不味くはならない豚肉の生姜焼きですが、逆に超美味しいという奴にも、なかなか出会えないメニューではないでしょうか?
無論、この『すえひろ』の豚肉の生姜焼きは自信を持ってオススメ出来る一品です。
タマネギも一緒に炒めてあるので御飯に乗せた時の安定感も抜群でして、間違いなく旨い奴かと思われます。
サイドの守りも完璧である
この『すえひろ』がいつ頃から営業しているのかは謎ですが、調べるまでもなく歴史ある店である事は間違いないでしょうか?
ゆえに“浅漬け”ひとつ取っても滋味溢れる一品で、定食としての完成度は高めで御座います。
味噌汁も美味しく文句の付けようがありません。
ハンバーグも食べれた件
さらに今回はラッキーにも、ちょこっと残ったタネで作ったハンバーグも食べる事が出来ました。
一見さんである筆者にもサービスする精神……リスペクトですね。筆者の“ピースボート説”も、あながち間違いではないようです。
言うまでもなくハンバーグの美味しさもマーベラスでして、これは是非とも次回はフルサイズで食べたいと思った筆者です。
ハムエッグも付いている……だと?
そう言えば外のボードに“各ハムエッグ付き”と書いてあったのを忘れていました。
よしんばハンバーグを抜いたとしても、かなり豪華な定食なんじゃないでしょうか?
筆者のテーブルに所狭しと料理が並び、ほぼほぼカーニバル状態で御座います。流石におかずよりも御飯が先になくなってしまったのですが
「御飯、お替わりする?」
みたいな有り難い気持ちも頂きました。正直、満腹なので遠慮させて頂きましたが21世紀にここまで“ハートフル”な店が残っていた事に感謝です。
ご馳走様でした!!
『豚肉しょうが焼定食』 総評
秋葉原の定食屋と言えば『ごはん処あだち』『あきば食堂』『かんだ食堂』が有名で、秋葉原の定食御三家と呼べる知名度があります。
しかし!
秋葉原周辺には、まだまだディープな定食屋が控えていて、筆者的には『キッチン竹乃子』『ふくよし』『とんとん亭』『すえひろ』を
「秋葉定食四天王」
として新たに制定したいと思います。異論は認めません。
ここまで書くと筆者がひとりで浮かれている感が見え隠れして、非常に提灯記事臭くなってしまいますが、この『すえひろ』の実力を知っている人に分かって貰えれば十分だと考えています。
路地裏にある古ぼけた、もとい趣のある外観の小さな店が、14時近くになっても常連のお客さんが途切れない事実……それが答えです。
というわけで、秋葉原の飯を語るなら、やはり“秋葉定食四天王”(秋葉の方が語呂が良い件)を制覇しなければ片手落ち感は否めません。
「あの時、食べておけば良かったな……。」
みたいな後悔をするくらいなら、今すぐ行動に移すべきである事も強調しておきましょう。
それでは、是非みなさんも『すえひろ』に訪れて、美味しい定食の数々を堪能してみて下さい。
『すえひろ』
住所:東京都千代田区外神田6丁目12-9
営業時間 11:45~謎
定休日:謎
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