ロンドンが独立してEU残留!? 『Change.org』でキャンペーン実施
2016年6月23日にイギリスで欧州連合(EU)からの離脱を問う国民投票を実施したイギリスでは、離脱派が51.9%と残留派の48.1%を上回るという結果になりました。これを受けてキャメロン首相は辞意を表明。残留派が多かったスコットランド行政府のスタージョン首相がEU残留を示唆するなど、「グレートブリテン」崩壊といったシナリオもささやかれる事態になっています。
これに呼応する形で、署名サイト『Change.org』では、やはり残留派が多かったロンドンが独立してEUに残留することをサディク・カーン市長に求めるキャンペーンが立ち上がり、日本時間4時には当初の目標である75000人を突破。署名する人の数はさらに増えています。
シティ・オブ・ロンドンと32のロンドン特別区を合わせた“グレーター・ロンドンの人口は約840万人。世界的な中心都市であり、ニューヨークとも並ぶ金融センターでもあるロンドンが独立することが現実のものになるとは考えにくいですが、このキャンペーンがどれだけの人数を集められるのか注目されます。
Sadiq Khan Declare London independent from the UK and apply to join the EU. · Change.org
https://www.change.org/p/sadiq-khan-declare-london-independent-from-the-uk-and-apply-to-join-the-eu [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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