アジカン後藤正文さん「政治を持ち込むなって、フジロックのこと知らない人が言ってるよね」
7月22日から24日にかけて、新潟県の苗場スキー場で行われる『FUJI ROCK FESTIVAL ’16』、通称”フジロック”。
今回20回目を向かえる日本最大級のロックフェスティバルに、安全保障関連法の反対デモなどで話題になった学生団体『自由と民主主義のための学生緊急行動』(SEALDs)の創設者・奥田愛基さんが出演するということでネット上で議論が巻き起こっている。
さまざまな意見があがる中、ロックバンド『ASIAN KUNG-FU GENERATION』の後藤正文さん(@gotch_akg)は『Twitter』で
フジロックに政治を持ち込むなって、フジロックのこと知らない人が言ってるよね。これまでいくつものNGOやアーティストがさまざまな主張をステージて繰り返してきたわけだし。ただ、ちゃんと真顔で「うるさいよ、馬鹿」くらいは言い返しておかないと、ちょっとだけ何らかの自由が削られる気がする。
— Gotch (@gotch_akg) 2016年6月19日
フジロックに政治を持ち込むなって、フジロックのこと知らない人が言ってるよね。これまでいくつものNGOやアーティストがさまざまな主張をステージて繰 り返してきたわけだし。ただ、ちゃんと真顔で「うるさいよ、馬鹿」くらいは言い返しておかないと、ちょっとだけ何らかの自由が削られる気がする。
とツイート。
その後、
「読経に宗教性を持ち込まないでください」みたいな言説だよね。フジロックと政治について。まあでも、「音楽に政治性を持ち込むな」みたいな意見は、リスナーは自由に言っていいと思う。そういう意見に忖度するかどうかも、作り手の自由。俺はまあ、書きたいことを書く。ってのがフェアだよね。
でも、当の本人(俺)は、音楽に持ち込んでいるのは社会性だと思ってるんだけれどね。政治性じゃない。社会と関わろうっていう、あるいは社会と関わらずに はいられない、ってことなんだけど。まあ、ゆっくり曲を書きながら、説明してゆくしかないね、このあたり。誤解されたとしても。
あとすんごい不思議なの、俺、ほとんどライブのMCで政治の話しないんだけど(NO NUKESとかのフェスを除く)、さもしてるような感じで絡んでくる(妄想してる)人が絶えないこと。大体そんな感じで、来たこともない人たち、本や TFTを読んでくれなひとたちだけが、そういうことを言うのよ。
と続け、多くのリツイートを集めていた次第である。
※画像は『Twitter』より引用
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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