シーフードカレー味の焼きそばとは? マルちゃんの新製品を作って食べてみました
マルちゃん(東洋水産)が発売した『マルちゃん焼そば 夏限定 シーフードカレー味』を作って食べてみた。
『シーフードカレー焼きそば』とは?
“シーフードカレー焼きそば”と聞いて、どんな料理を想像するだろうか。
魚介類をふんだんに使い、カレーパウダーで味付けした焼きそば。もしくは麻婆焼きそばのように、炒めた麺の上にシーフードカレーをかけたものか。
5月18日、東洋水産が発売したのが、『マルちゃん焼そば 夏限定 シーフードカレー味 3人前』だ。つまりシーフードカレー焼きそばではなく、シーフードカレー“味”の焼きそばであるのがミソ。
同社からは、ソース味の他にも、いろんな味付けの焼きそばセットを販売している。ちなみに春限定だったのは“えびマヨ味”だ。
ちょっと太めの麺
外見はこちら。“シーフードのうまみが利いた”や“海鮮のうまみたっぷり”と、「こんなにハードルを上げて大丈夫?」と思わせる煽り文句がある。
ソース味と比べると粉末ソースの袋が大きいめ。そして麺が太めだ。
意外な事実が発覚
裏側の原材料名などを見ていて、意外な事実が分かった。
パッと見の麺の大きさは変わらないものの、ソース味は1袋150グラム、シーフードカレー味は135グラムと、ちょうど1割の差があった。
どちらも3袋セットのため、合計で45グラムの差となる。この差を小さいと見るか、大きいと見るかは、あなた次第。
粉末ソースの材料は?
原材料名に表記していた内容はこちら。
【ソース味】
砂糖、食塩、粉末ソース、香辛料、粉末醤油、ポークエキス、植物油、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料(原材料の一部に小麦、リンゴを含む)
【シーフードカレー味】
砂糖、食塩、魚介エキス、香辛料、粉末野菜、粉末醤油、エビパウダー、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料(原材料の一部に小麦、豚肉を含む)
味付けとして使っているもので一番多い(含まれる量が多いものから表記する規定)のが“砂糖”とあるのはビックリ。
“魚介エキス”や“エビパウダー”あたりに、先の“シーフードのうまみが利いた”や“海鮮のうまみたっぷり”の自信がありそうだ。
シンプルに作ってみた
筆者が通常ソース焼きそばを作ると、こんな具合になる。この時は、豚肉、キャベル、玉ねぎ、シメジを使った。
その時に冷蔵庫にあるものを入れるので、豚肉がなければハムでもソーセージでもチクワでも。キャベツがなくても、白菜、もやし、ニラなどを適当に入れている。むしろ冷蔵庫の片づけかもしれない。
しかし今回は、しっかり味を見たいので、麺とキャベツだけでシンプルに作ってみた。
でき上がりはトップ写真の通り。シーフードカレー味は、やはり黄色っぽい。
シーフードのうまみは?
シーフードカレー味焼きそばの香りは、しっかりカレーだ。
そこに魚介っぽい香りがあれば良いのだが、こちらは微妙なところ。カレーの香りが強いので「あるような…ないような…」と。
それでも食べてみれば、しっかり“海鮮のうまみ”が味わえた。看板(パッケージ)に偽りはなかったようだ。
ただしここに豚肉やソーセージでも入っていた場合は事情が異なる。カレー味が強いため、何も知らないまま食べると、「ああ、カレー焼きそばね」で終わってしまう可能性もある。
15グラムは?
こちらはソース焼きそば。麺の太さの違いが分かってもらえると思う。
ちなみに15グラムはこれくらい。成人男性ならひと口。女性や子供ならふた口くらいか。
再度書いておこう。この差を小さいと見るか、大きいと見るかは、あなた次第。
東洋水産『マルちゃん焼そば 夏限定 シーフードカレー味 3人前』新発売のお知らせ
http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2016/05/post_1222.html
※写真は全て筆者撮影
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(執筆者: keisen) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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