【Jリーグ】ベアスタ開催J2熊本vs讃岐戦でサイゲームス&鳥栖が支援! 赤いものを身につけた1万人が無料に
2016年4月14日に発生した熊本地震。熊本を本拠地にしているJ2ロアッソ熊本も練習場が使用不能となり、ホームスタジアムのうまかな・よかなスタジアムも支援物資の集積所となっているため、5月7日の北海道コンサドーレ札幌戦までの計5試合が中止になるなどの影響を受けました。J2開幕時には一時首位に立つなど好調だったために、なおさら残念なタイミングで天災に見舞われてしまったといえるのではないでしょうか。
代替地でのホームゲームを開催されているロアッソですが、2016年6月19日のJ1サガン鳥栖の本拠地ベストアメニティスタジアムで行われるカマタマーレ讃岐戦では、強力な支援が。鳥栖のユニフォームスポンサーのCygames(サイゲームス)とサガンが共同で応援企画『サムシングロアッソ』を実施。
まず、ロアッソのチームカラーでもある赤いものを身に着けている熊本県在住者5000名とサガン鳥栖サポーター5000名の計1万名を無料で試合に招待。
さらに、現在も避難生活を強いられている被災者と被災地域のサッカー少年団を当日観戦バスツアーに招待。参加した児童、小中高生には、もれなく2016ロアッソ熊本コンフィットシャツをプレゼントされます。
ロアッソ熊本公式サイトによると、今回の企画は渡邊耕一サイゲームス代表取締役社長からの提案だった模様。同氏は「短い時間ですが、被災された方がリフレッシュできる機会となり、地元チームであるロアッソ熊本様の勇姿を見て、元気になっていただけることを心より願っております。ぜひ、当日はみんなでカモンロッソを歌いましょう!」とコメントしています。
サイゲームスは、『神撃のバハムート』『アイドルマスター シンデレラガールズ(デレマス)』『グランブルーファンタジー』をMobageに提供しているゲームアプリ会社。この太っ腹な企画には、ロアッソやサガンのサポーターばかりでなく、多くのJリーグファンに大きなインパクトを与えた一方で、「ガチャ○○ぶん……」「俺の(神崎)蘭子への課金が支援に」といった声も。
また、2015年9月にサガンが『デレマス』とコラボして「スターライ☆鳥栖☆ステージ」と名付けたキャンペーンを実施したことにより、他サポーターから『twitter』でハッシュタグ「#サガン鳥栖を許さない」が作られる事態となっていましたが、今回の支援により「サガン鳥栖を許した」「サイゲ様に課金しなければ」と、おおむね好意的に受け取られているようです。
あとは当日の勝敗が気になるところ。Jリーグではチーム関わらず、大々的なキャンペーンを実施した時にホーム側が敗北するという「あるある」がありますが、ロアッソにはそのジンクスを打ち破ってもらいたいところです。
ロアッソ熊本応援企画「サムシングロアッソ」 開催(ロアッソ熊本 公式サイト)
http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=2670 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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