オノ・ヨーコがつくるガラス作品とテキストのインスタレーション、『硝子の角』が開催中

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オノ・ヨーコ『KEYS TO OPEN THE SKIES』2016 Glass, Background:19.1×25.4×1.9cm, Keys:11.4cm ed.6 ©Yoko Ono

オノ・ヨーコの個展『硝子の角』が、東京・北参道の小山登美夫ギャラリーにて開催中。
1933年に生まれ、1953年に家族とニューヨークに移住し、ニューヨークの前衛芸術の中心的な存在として活動してきたオノ・ヨーコ。その後も約60年間にわたってアート、パフォーマンス、音楽など多彩な分野で表現活動を行ない、昨年5月からはニューヨーク近代美術館で個展『Yoko Ono: One Woman Show, 1960-1971』、11月からは東京都現代美術館で『オノ・ヨーコ 私の窓から』展を開催した。

本展は、5年ぶり2回目となる小山登美夫ギャラリーでの個展となる。
鍵、ハンマー、シャベルをモチーフとした、2014年から2016年の間に制作したガラスのエディション作品と、2003年にパリ市立近代美術館で行われた個展「Yoko Ono Women’s Room」にあわせて出版された書籍「Spare Room」のテキストを、障子を用いたインスタレーションで構成。
心に感じた想い、想像上の出来事、そして実際の体験を基にしたオノの短いテキストが空間全体に広がり、ガラスの作品とともにオノの世界観を堪能できる。

なお5月18日から東京・渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryでは、オノの個展『見えない花』が開催。会場では、オノが19歳の頃に制作したドローイング集『見えない花』を、ショーン・オノ・レノンの全面的な監修のもとで、忠実に再現したデジタルアートプリント作品が展示される。

オノ・ヨーコ展『硝子の角』
2016年5月14日(土)~6月25日(土)
会場:東京都 北参道 小山登美夫ギャラリー
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

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