いまの自分に満足しよう! ブータン王国からの生きるためのヒント

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個人的に以前から興味のあるブータン王国。
上野の森美術館にて『ブータン~しあわせに生きるためのヒント~』展が開催されていることを知り、見に行ってきました。日本との外交30年なんですね!

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しあわせの国 ブータン”らしいすてきなお言葉を頂戴しよう! と、こころが踊ります。

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ちなみに音声ガイドの貸し出しが女優の鶴田真由さんらしいのですが、わたしはお借りしませんでした。自分なりにブータンという国を想像したかったからです。

ブータンのお面がホラー

まず入場すると、伝統的なお面の数々。まるで生首が飾られているようでした……。

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小さい子供は少しびっくりしちゃうかもしれませんね。

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このお面をつけてのお祭り映像なども流れているので、なんとなく雰囲気が伝わってきました。
また、この写真はブータン展に行った方のブログによく貼り付けてありますが、お面は写真撮影OKなんです(他はほぼ写真撮影NGです)。

文化はファッションから

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次へ進むと装飾品やら織物などが展示されているのですが、ブータンの美しいお言葉が書かれていパネルがありました。
当然のことのようですが、意外と複雑な問題にしちゃったりするものですよね。物事って結構シンプルだったりするんだよな・・・と、妙に説得させられてしまいました。
そんなことを考えながら、織物や装飾品などを眺めていました。特にわたしは布や民族衣装が好きなので、思わず触りたくなるくらい可愛い柄の数々でした。

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そんなこんなですが、説明書きなど読んだり衣服などを間近で見ていたら、遠い故郷を思い出すような何だか懐かしい気分になってしまいました(筆者東京出身なので故郷はないのですが)。
日本ではファストファッションが主流で、安くて流行色の強い洋服が大量生産されていますが、こうしてちゃんとした繊維で丁寧に作られたものを着る方がきっと精神的にも肉体的にもいいのだろうな、と感じました。まあ、着物を着ていた頃の日本はそうだったのでしょうけど。
服装は、今現在の国々の習慣や文化を表しているなと思いました。
しかし男性ファッションのセンスは、わたしには難易度が高いです……。

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松尾たいこさんのイラストがかわいい

今回この展示では、ブータンのお言葉などと共に描かれているイラストが魅力的です。
アーティストでありイラストレーターの松尾たいこさんが描いているそうです。

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こちらの絵が気に入ってしまいました。

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ブータンの数々の品を引き立たせ、かといってイラストを主張しすぎず、それらがうまく融合されていて華やかでさわやかで優しい演出になっていました。きっと女性の方は好きだと思います。

松尾たいこさんの公式サイト
http://taikomatsuo.jimdo.com/[リンク]

ブータン5代目国王と王妃が何と言っても美男美女!

国王と王妃のコーナーがあって、来日したときの映像が流れていたので思わず見入ってしまったのですが、なんとも美男美女でびっくりしました。王妃はアジアンビューティーの中のアジアンビューティー!! 本当に素敵できれいです!!

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お二人の馴れ初めをググったのですが、なんと王妃が7歳、国王が17歳の時から相思相愛だったというエピソードを読んで、運命ってあるんだな、と思いました。
また、ブータンの人々を映したムービーを鑑賞できるコーナーがあったのですが、そちらは必見です。短い映像ですが、ブータンの人々の日常生活や王室のことを知るいいきっかけになります。
こんな言い方をしては失礼ですが、先代の4代目国王もかなりのハンサムです。今のブータン王国を築いたといっても過言ではなく、今でも国民から愛されていると言います。

最後までブータンづくし!

展示の最後に、ブータンで撮影された写真が飾られています。写真家の『関健作』さんの作品です。それらが本当に良くて、感動してしまいました。わたしにとってはサプライズな演出でした。関健作さんの公式HPでも写真が見られますが、是非実際に見てみてください。ブータンで体育教師をされていた方のようです。子供たちの笑顔が特に最高でした。

関健作さんの公式サイト
http://kensakuseki.com/ [リンク]

そして出口にはブータンのお寺にある“マニ車”がありました。

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わたしはインドのダラムサラに行ったときに、チベット寺院で回したことがあるので懐かしかったです。是非レッツトライ。
ブータンの服も貸し出していて、着用して写真撮影ができます。雰囲気だけでも味わってみては。

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物販も盛りだくさんです。写真はごく一部。

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残念だったのが、ブータンのお言葉が意外と少なかったことです。もっとたくさん掲げてあるのかと思ってました・・・
その中でもわたしが一番響いた言葉は、「欲望があるから苦痛である」というものでした。そして「いまの自分に満足する」という言葉も。自分なんてまだまだだ・・・とネガティブに思う人はたくさんいると思いますが、限りないですからね、その欲望。何もない自分を認めて楽しく過ごしたいものですね。物資豊かな我が国とは環境も全く異なりますが、だからこそブータンの人々の暮らしや思想に惹きつけられる気がします。
あと、宗教に偏見はないわたしですが、やっぱり仏教っていいな、と思いました。ますますブータンを旅したくなりました! ブータンの方々は日本人に非常に顔が似ていて、きっとブータンに行ったら親近感がわくのだろうなと思いました。

7月18日まで開催しているので、是非足を運んでみてください。

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『ブータン~しあわせにいきるためのヒント~』オフィシャルサイト
http://www.fujitv.co.jp/events/bhutan/ [リンク]

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