神々が食す『神の肉みそ』なる味噌ラーメンを試してみた @『最強ラーメンFes,』町田
日本全国の最強ラーメンを集めた『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』ですが、本当に最強クラスのラーメン店が集まっているので、どの店に並ぶか悩んでしまいがちです。
「一番並んでいる店が一番美味しいんじゃなかろうか?」
これはある意味正解ですが、ラーメンと言うのは人それぞれの好みが大きく作用する料理なので、あまり行列を過信せず自分の直感を信じるのも、ひとつの正解かと存じます。
空前絶後の大行列!『札幌みそのマルエス』
第三陣の金曜日、しかも夜に訪れた筆者ですが『札幌みそのマルエス』の行列を見てビビりました。
「どんだけ並ぶの好きやねん!!」
金曜日の夜にこの並びは尋常じゃないと思う反面、やっと『最強ラーメンFes,』の存在が周辺に住まう人々に浸透してきたかと思うと、目頭が熱くなる筆者です。
とはいえ、ぶっちゃけ『札幌みそのマルエス』の実力を知らない筆者は、未だにこの行列に納得していない模様……。
『神の肉みそ』を食す!
「大行列の店が旨いとは限らないと言ったな? あれは嘘だ」
少なくとも不味くて大行列になる事態は見た事がないので、ある程度は行列の長さで味はプルーフされていると言っても過言ではありません。
しかし!
問題はこの収まり切らないレベルの大行列に、改めて並んでまで食べる価値があるのかどうか?
ココがポイントになるかと存じます。
まずビジュアル的に目を惹くのが、大きなチャーシューでしょうか?
ちなみにコチラ、めっちゃデカいチャーシューに見えますが、よく見てみると2枚のチャーシューで構成されています。
「おのれ孔明、計ったな!」
と言いたくなるザコ武将ですが、まあ実質的なボリュームは変わらないので問題ないと思います。
丸みのある味噌スープ
札幌の味噌ラーメンと言う事で、どんだけの美味しさなのか期待が高まる筆者で御座います。ちなみに筆者は味噌ラーメン的には“芳欄派”でして、札幌でラーメンと言えば『芳欄』しかありません。
そんな懐古主義者の筆者から見て、この『札幌みそのマルエス』はなかなかヤルなって印象で御座います。
嘘です。
大局的に見た場合と言うか、個人的な思想を排除すれば『神の肉みそ』の美味しさは圧倒的であります。
『神の肉みそ』の肉はいいぞ!
あと『神の肉みそ』の肉の部分、すなわちチャーシューは良いですね。イベント系のラーメンはグラフィックがショボくなりがちですが、この『神の肉みそ』のインパクトは絶大ではないでしょうか?
テーブルの向こうに座った人が、この丼を手にしていたら確実に二杯目はソッチに行く系かと存じます。
他にも珍しいところでは“白菜”とか入っているのも良いですね。味噌に白菜は鉄板の組み合わせであり、白菜の甘みが味噌の美味しさを引き立ててくれます。
『神の肉みそ』の麺がヤヴァイ!!
あと、この『神の肉みそ』の麺がヤヴァイ美味しさですね。
かなり強い縮れの加わった平打ち……ってあれ?
なんか、このくだりはどこぞのラーメンのレビューと同じな気がするのは気のせいでしょうか?
まさか同じ麺を使っているとは思えませんが、ほぼほぼ同じ系統なので麺のレビューは『若武者』の『青森シャモロック塩鶏中華』を参考にして下さい。
あとは写真を見れば美味しさは伝わると思います。はい。
神のラー油とは?
ほぼほぼ手放しで喜べる『神の肉みそ』ですが、この“神のラー油”と呼ばれるラー油的な何かのゴッド加減がいまいち把握出来ない筆者です。
しかし、一味唐辛子や七味唐辛子よりもラーメンのスープには馴染みやすいので、ラー油という選択肢は正解かと存じます。
『神の肉みそ』 総評
いささか大袈裟な商品名に思わず“消費者センター”に電話しそうになった筆者ですが、食べてみた結果まあ誇大広告には当たらない程度の美味しさであることを確認した次第です。
いや、むしろ第三陣は味噌ラーメンがないので、一人勝ち状態のまま逃げ切る可能性も否定出来ません。
正直、30分以上並ぶには至らない『最強ラーメンFes,』ですが、この『札幌みそのマルエス』は30以上並ぶかもですね。
見た目のインパクトだけではなく、味噌ラーメンとしての美味しさが多くの人に伝わった結果の行列かと思われ、行列だから美味しいとは限らないけれども美味しい可能性は高いし、むしろ美味しいんだから「YOUも並んじゃいなYO!」ってのは確実にありますね。
それでは、是非みなさんも『最強ラーメンFes,』で『神の肉みそ』を堪能してみて下さい。特に味噌ラーメン好きなら必食の一杯なので、自分の好きな店と食べ比べると面白いと思いますよ。
『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]
『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図
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