お義母さん!私の味方でいてくれてありがとう──義母の神対応に感謝しかない
※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談をもとに作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、 “ 義実家での理不尽な扱い ” と “ 誰よりも寄り添ってくれた義母の神対応 ” を描いた体験談をもとにしたお話です。
投稿者は、関東在住の30代女性・Kさん。ある年末、義父から浴びせられた心ない一言に、ついに限界を迎えます。
「嫁は黙って、家のことやってればいいんだよ」
その場が凍りつくなか、誰よりも早く声を上げたのは──なんと、義母でした。
「それ以上言うなら、私が出て行くから」
いつも穏やかな義母からの、まさかの一喝。
その一言が、空気を一変させたのです。
★1話完結で描かれる、 “ 理不尽な義父の暴言 ” と “ 義母の勇敢なひと言 ” ─孤独な嫁を救った、感謝しかない神対応の全貌をお届けします★
「これだから嫁は…」義父の衝撃発言

夫の実家で年末の集まりが開かれたときのことです。
親戚一同がそろうなか、女性陣だけがせっせと台所へ。私は、慣れない手つきでおせちの準備を手伝っていました。
ところが──義父は開口一番、私に向かってこう言いました。
「おい、味見くらいちゃんとしたのか? 嫁のくせに味付けもわからんのか」
その場の空気が一気に凍りついたのを、今でも忘れられません。
私の料理に文句をつけたあと、「これだから最近の女は…」と続けた義父。
誰もが黙りこむなか、私の視線は夫に向かいました。
でも──彼は何も言わずに、スマホをいじったまま。目も合わせてきません。
(…味方、いないんだ)
そんな絶望感に襲われたそのときです。
義母の「ひとこと」で場が一変!
ピシャリと響いた、義母の一喝。
「ちょっと、あなた。それ以上言うなら、私が家を出るわよ」
一瞬、全員が固まりました。
義父が「な、なんだよ急に」と言うのを遮るように、義母は冷静に、でもキッパリと続けました。
「この子はね、うちに来てくれた大事な嫁なの。あんたが昔ながらの考えで押しつけるなら、私はそんな時代に戻る気はない」
義母の言葉に、場が静まり返りました。
親戚も気まずそうに目をそらし、義父は「…わかったよ」とだけつぶやいて黙り込んだのです。
夫が黙った理由と、義母の本心

帰り道、私は義母にお礼を言いました。
「助けてくださって、ありがとうございます。私、ひとりかと思って…」
すると義母は笑いながら、こう言ってくれました。
「私だって若い頃、同じように義父にいろいろ言われたの。
でもね、何も言い返せなかった自分にずっと後悔してたのよ。
だから、あなたにはそうなってほしくなかったの」
その言葉を聞いた瞬間、涙が止まりませんでした。
ちなみに、夫があのとき何も言えなかった理由──
帰宅後、こっそり「ごめん、俺、母さんが言ってくれるって思ってた」と耳打ちしてきたのです。
ちょっと情けないけれど、義母の存在がどれほど頼もしかったか、夫もちゃんとわかっていたようです。
今では“味方”以上の存在に

あれ以来、義母とは本音で話せる関係になりました。
LINEも頻繁にやり取りするようになり、ときどき私の愚痴にもつき合ってくれます。
義父も以前のようなことは言わなくなり、最近では「悪かったな」と照れくさそうに言ってくるほど。
最初は怖かった義実家。
でも、あのとき義母がいてくれたから、私は逃げずに向き合えました。
まとめ:嫁だからって、下に見られる筋合いはない!
★「義家族=目上」ではなく、 “ 人としての対等な関係 ” が大切
★ 昔の価値観を押しつける相手には、 “ 正しい言葉 ” が最も効く
★ 味方がひとりでもいれば、人は強くなれる!
義母のように、声を上げる勇気をくれた存在に感謝。
嫁・姑という枠を超えて、 “ 仲間 ” になれる関係だって、きっとあるんだと思えた出来事でした。
この記事が、義実家との関係に悩む誰かの心を、少しでも軽くできますように──。

- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。