【CEATEC JAPAN 2011】車両の空き具合もまる分かり 山手線で始まったスマートフォン向け情報サービス
10月5日から8日にかけて千葉・幕張メッセで開催される家電・ITの国内最大の見本市『CEATEC JAPAN 2011』。三菱電機は、山手線内で試験サービスを開始した『山手線トレインネット』を出展しています。
今日、山手線に乗った方は、車内でスマートフォン向けに情報サービスが始まっていることに気づきましたか? こちらは、三菱電機が10月4日から11月2日の間、試験的にサービスを提供している『山手線トレインネット』というもの。三菱電機ブースには山手線車内のセットが組まれ、実際にスマートフォン上で提供されている情報を見ることができます。
山手線車両がリアルタイムに受信している運行情報や車内状況がスマートフォン上で確認できるほか、路線案内、駅情報、エンタメ情報やショッピング情報が提供されています。リアルタイム情報の強みとして、今乗っている電車でどの車両が空いているか確認できるだけでなく、乗り換え案内でも現在のJR各線の遅延を考慮に入れた、最も早い乗り換えルートの提案をしてくれるのです。
エンタメ情報は、小学館が提供する『週間少年サンデー』などのためし読み、吉本興業が提供する動画コンテンツなどが楽しめます。ショッピング情報では、JRのエキナカ情報やクーポンを提供するサービスも。車内モニタに表示される広告動画とも連動しており、さらに詳しい紹介動画をスマートフォンで見ることができます。
対応するスマートフォンは、iPhone4/3GS、Android 2.1~2.3.x。車内でWi-Fiに接続し、「Trainnet」のネットワークを選択するとサービスが利用できます。その際、『山手線トレインネット』以外のインターネットへの接続はできないので注意してください。電車を降りると、自動で接続が解除されます。実験車両は一部の車両なので、乗ってみたい方は公式サイトで現在位置をチェックしておきましょう。
『山手線トレインネット』公式サイト
http://www.yamanoteline-trainnet.jp/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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