“余計なことは言わない”―野田政権3原則について藤村長官「初めて聞いた」

　毎日新聞2011年9月26日付朝刊によると、野田佳彦首相は就任直後、政権運営について（1）余計なことは言わない、やらない（2）派手なことをしない（3）突出しないの「3原則」を側近議員らに指示していたという。同日午前の会見で、「長官自身は『3原則』について聞いたのか」と問われた藤村修官房長官は、「初めて聞いた」と答えた。

　毎日新聞（2011年9月26日朝刊、1面）の記事によると、「野田政権運営3原則」とは

「（1）余計なことは言わない、やらない（2）派手なことをしない（3）突出しない」

であり、

「首相は就任直後、首相官邸で官房副長官や首相補佐官らを集めて『3原則』を自ら説明。『これを徹底してほしい』と指示した」

とされる。同記事ではさらに、「『根回しせずに政策を打ち上げ、野党や官僚を敵に回すことは絶対にしないという意思表示』（周辺）とみられる」と、周辺人物のコメントを挙げて解説がなされている。

　藤村官房長官は26日午前の会見で、記者から「長官自身は『3原則』を聞いたのか。総理はどういう思いで『原則』を示されたと思うか」と問われると、

「初めて聞いた。だから（首相が）どういう思いかもわからない」

と笑みを浮かべながら述べた。長官はまさに「余計なことは言わない」姿勢を通したのかも知れない。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]「野田政権3原則」に関する質問から視聴-会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv64754506?po=news&ref=news#19:02

（山下真史）

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