【大分県別府市】 “正解のない答え”を作り出す、高校生向け宿泊プログラム「イノウキャンプ」開催!


総合型選抜専門塾AOIを運営する花形が、大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(以下、APU)、大分市のディック学園と共同で、5月3日(土)~6日(火)の期間、APUにて、高校生が大分県別府市に滞在しながらフィールドワークなどのグループアクティビティを通して新しいまちづくりを提案する「イノウキャンプ」を実施する。

体験を通して一つの成果物をつくる宿泊プログラム

「イノウキャンプ」とは、花形が2022年から実施しているプロジェクトで、高校生が“とある”地域に滞在し、そこでしかできない体験を通して一つの成果物をつくる宿泊プログラム。

「伊能忠敬」が、日本中を駆け回り、これまでになかった世界観を「地図」という形の媒体にし、他の人と共有することを可能にしたように、参加者は自分の足で地域に行き、現地で得た知見や体験を誰かに伝えるために具現化させることに取り組む。

別府市内でのフィールドワークの様子(昨年)

今年度も引き続き、参加者は大分県別府市とAPUを舞台にし、APU生と共にフィールドワークやグループワークに参加。

最終日の成果物についての発表の様子(昨年)

最終日には4日間の集大成として、100年後の未来の別府市を創造した作成物についてのプレゼンテーションを行い、APUの教員から講評を受ける。

“正解のない答え”をつくる力を養う

2020年の大学入試改革以降、いわゆる年内入試と呼ばれる総合型選抜と学校推薦型選抜による大学入学者数は増加しており、2024年度入試では、一般選抜による入学者数を上回っているとのこと。その中でも、特に総合型選抜による入学者は急増しており、2000年度入試と比較すると大学入学者全体に占める割合は10倍以上になっているそう。

総合型選抜は、学力の3要素である「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」を総合的に評価する入試。そのため総合型選抜で大学に合格するためには、与えられた問題に対して正解を導く力だけではなく、自ら課題を発見しそれに対して必要な思考や判断を行い、他者と協働しながら主体的に表現していく力も必要だという。

グループワークの様子(昨年)

「イノウキャンプ」では、フィールドワークやグループワークを通じて “正解のない答え”に向き合う経験をすることで、これらの力を自身で養うことを目指す。

申し込み締め切りは4月3日(木)

「イノウキャンプ」実施日程は5月3日(土)~6日(火)の3泊4日で、参加費は、移動費・食費は除き¥48,000(税込)。高校1・2年生の参加は¥39,000(税込)だ。

参加対象は、高校1~3年生および既卒の受験生30名程度。使用言語は日本語となっている。現在参加申し込み受付中で、締め切りは4月3日(木)。

APUについて


「イノウキャンプ」が実施されるAPUは、立命館大学と同じ法人で、大分県別府市にキャンパスのある大学。1869年創立の私塾「立命館」の精神を受け継ぎ、2000年に設立された。

大学の理念は、「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」だ。

学生の約半数が世界100を超える国・地域からの留学生という国際色豊かな大学で、この多文化環境の中で行われる日英二言語での教育が最大の特徴。キャンパス内にあるAPハウスと呼ばれる学生寮では、50カ国以上の学生がともに生活をしており、授業内だけではなく、生活レベルで多文化と交流することができる。

この機会に、大分県別府市を舞台に、高校生が“正解のない答え”を作り出す「イノウキャンプ」に参加してみては。

■立命館アジア太平洋大学(APU)
住所:大分県別府市十文字原1丁目1番
HP:https://www.apu.ac.jp/home

「イノウキャンプ」公式サイト:https://aoaoi.jp/event/inou2025
「イノウキャンプ」参加申し込み:https://forms.gle/ags5ukCePc63dtLu7

(佐藤ゆり)

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