お古のPCをChromebookに“復活”させる「CloudReady」がOSの使い分けに対応!

CloudReadyノートパソコンの寿命は5〜10年ともいわれ、定期的に買い換える必要がある。

そうして発生したお古のパソコンを引き出しにしまったままにしていない?そんな人に、引退パソコンをChromebook化する「CloudReady」を紹介しよう。

・無料でダウンロード

CloudReadyは米国ニューヨーク拠点のスタートアップNeverwareが開発したソフト。Chrome OSのオープンソース版「Chromium OS」をインストールできるというもので、Windows、Macの両方で使える。

もともとは、使われなくなったパソコンを学校で子供たちが使えるようにするために開発されたが、個人でも利用できるよう無料ダウンロードが可能となっている。

・起動のたびにOSを選択

Chromebook化するにあたっては、これまではインストール時に既存のオペレーティングシステムを全て消去していた。しかし、このほどデュアルブート機能が加わった。

つまり、ユーザーはスイッチを入れるたびに既存のOSとChromium OSのどちらかを選ぶことができる。

なので、例えばお古パソコンに入れていたクラウド音楽などを消去することなく、たまにはその音楽を聴いたり、Chromebookとして活用したり、といったことができる。

完全に不要というパソコンをChromebook化するなら、このデュアルブート機能は使うことはないだろうが、「旧パソコンのデータも保存しつつ、Chromebookとして復活させたい」という人には嬉しいアップデートだ。

興味のある人は、まずはこちらでインストールの流れ(英語)をチェックしてほしい。

Neverware

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