大切な人に観てほしい映画「東京新聞映画賞」、今年は『くちびるに歌を』
レオナルド・ディカプリオがついにアカデミー賞受賞!!! しかも、エンニオ・モリコーネもついに!!! そんな劇的なニュースが駆け巡りましたが、本日お届けするのは「東京新聞映画賞」の話題です。
「東京新聞映画賞」は、2008年度に第1回目がスタートし、今年で8回目を数える映画賞。東京新聞が読者から募集した”大切な人に観てほしい映画”の結果を参考に、同賞選考委員会が協議して決定した作品に送られる賞となっています!
昨年の『幸せのありか』、一昨年の『ペコロスの母に会いに行く』に続く、今年の受賞作は新垣結衣さんが初の教師役を演じた『くちびるに歌を』。昨日、東京・帝国ホテルで授賞式が行われ、三木孝浩監督が登壇し、出演者の恒松祐里さん、下田翔大さんもお祝いに駆けつけました。
左から、下田翔大さん、三木監督、恒松祐里さん。受賞コメントをご紹介します!
★恒松祐里さん(仲村ナズナ 役)
先生役の新垣さんの第一印象は台本どおりクールな人だったのですが、撮影が進むにつれて新垣さんとの距離が少しずつ縮まっていきました。その距離感がお芝居にもいかされていって、楽しく撮影で来たことが今ではいい想い出です。この『くちびるに歌を』は、わたしにとって特別な映画になりました。これを機に、皆さんにとっても特別な作品になればと思っています。
★下田翔大(桑原サトル 役)
先生役の新垣さんとは車の中のシーンがありましたが、冷房が使えなくて僕がめちゃくちゃ汗をかいてしまい、新垣さんが「サトルがめちゃくちゃ汗かいてるよ」って援護を求めてくれたので、とても優しかったことが印象に残っています。この『くちびるに歌を』は、僕の人生で一番大きな出来事だったので、いろいろな人に観てほしいです。合唱も好きになってほしいです!
★三木孝浩監督
素敵な賞をいただいて本当にうれしく思います。この『くちびるに歌を』という作品は、アンジェラ・アキさんの曲をモチーフとした小説を元にした映画です。もともとアンジェラさんは自分のためではなく、合唱コンクールの課題曲として10代の子どもたちのために曲を作ったそうです。自分のためではなく誰かのために作るという想いが歌になって、小説になって、こうやって映画になって、そういう想いが波紋のように広がって生まれた作品です。そこに関われたことがうれしく、今回何よりも”大切な人に観てほしい”映画として選ばれたことをうれしく思います。この作品が同賞をきっかけに、いろいろな人に広まっていければうれしいです。
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『くちびるに歌を』
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