話題作『テイルズ オブ エクシリア』が発売前にネタバレされる悲劇…流出元は韓国
『テイルズオブ』シリーズ15周年記念作品のプレイステーション3用ゲームソフト『テイルズ オブ エクシリア』が、発売日を前にエンディングなどのシーンがネットに流出してしまう悲劇が発生した。流出元は韓国で、ネット上は大騒ぎとなっている。
同作品は、バンダイナムコゲームスから9月8日に発売される予定で、テイルズファンたちの間では期待がとても膨らんでいた。ところが3日、韓国の大手ゲーム出版社が制作した同作品の「攻略集」を、韓国人ユーザーが一部内容をスキャンし、日本のネット上に暴露してしまったのだ。公開された内容は、エンディングやラストボスなど、ゲームの主要部分であった。
当然、発売を楽しみにしていた日本のユーザーたちは激怒し、ネット上には「韓国ユーザーは反省しろ」、「国交断絶じゃ!」、「法的措置を求む」などコメントが殺到。怒りはコメントだけに留まらず、予約をキャンセルしてしまった人も多いという。
だが、そもそもなぜ韓国から情報が流出したのか。韓国のメディアによると、同作品は韓国語版が制作されていないため、ゲームの流通業者が韓国ユーザー向けに224ページあまりの韓国語攻略集(一部予約者のみ)を付録として作成し、さらに韓国のゲーム出版社が攻略記事の載ったゲーム雑誌を3日に発売したことが原因になったようだ。
バンダイナムコゲームスは5日に公式サイトで「お知らせ」を掲載。韓国の雑誌が監修を経ていなかったことを明らかにし、「弊社としても大変遺憾であり、然るべき対処を検討致してまいります」としている。
この問題は、韓国メディアも報じており、『大作ゲームスポイラー流布…日本ユーザー怒った』といった見出しで、バンダイナムコゲームスが最初に情報を公開したユーザーを追跡していると伝えている。また、韓国側の報道によると、バンダイナムコパートナーズコリアは現在連絡がつかない状態で、韓国大手ゲーム出版社も問題が把握されるまで回答できないとの立場を示しているという。
※画像:バンダイナムコゲームス公式サイトより引用
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]
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