プーチン大統領、ハーレーにまたがり選挙運動

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プーチン首相の動向を伝えるテレグラフ紙

 ロシア西部ノボロシースクで2011年8月29日、ロシアのプーチン首相がアメリカの象徴的なバイク・ハーレー・ダビットソンに乗って12月の下院選挙に向けた選挙運動を行ったとしてインターネット上で話題になっている。

 イギリス「テレグラフ」紙などによると、バイク愛好家として知られるプーチン首相は、全身黒ずくめの服装で三輪のハーレーにまたがり、バイカー集団「夜のオオカミ」を率いてオートバイ乗りの集会に現れた。バイク愛好家たちの歓声を受けてステージに上がったプーチン首相は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ軍による占領からノボロシースク解放のため戦った旧ソ連の海兵隊たちを称え、「彼らのスローガンは今日もバイカーたち、そしてロシアに生きている─『前進あるのみだ!』」と扇動的な演説を行ったという。

 ロシアでは、来年3月に行われる大統領選の行方を占う下院選挙を12月に控えており、プーチン首相率いる与党「統一ロシア」は、議席の3 分の2を獲得することを目指している。

 こうした報道に対し、インターネット上では

「ハーレー=米国製、オープンロード、自由。なぜ(ロシアの)プーチンが乗っているの?」

「格好いい…」

「プーチンが乗っているのを見るまで、三輪のハーレーがこんなに格好良いとは思わなかった」

といったコメントが英語圏の人びとから寄せられている。

◇関連サイト
・The Telegraph – テレグラフ紙
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/russia/8730799/Vladimir-Putin-rides-a-Harley-Davidson-with-a-biker-gang-in-Russia.html

(中村真里江)

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