期間限定! 香りも絶品の『NYスタイル ロブスターピザ』 ~渋谷・シダックスビレッジ~
シダックスグループが運営する東京・渋谷のスペシャリティーレストランTOKYO MAIN DININGで、2月14日(日)までのディナータイムに期間限定スペシャルピザを提供する「ピッツァイオーロの創るオリジナル石窯焼きピザ世界」を開催しているというので取材した。
ピッツァイオーロとはイタリアでピッツァ作りのマエストロ(職人)を指す。
合わせて、レギュラーメニューの中から逸品を紹介する。
今回の試食モデルはNana.さん。
最初に試食したのは、今回のメインである期間限定の「NYスタイル ロブスターピザ」(2500円)。
ヘッドピッツァイオーロのラウルピネダさんが、見事な手さばきで生地を広げて石窯の中で焼き上げていく。
ロブスターが丸ごと1つ入ったピザは、色も鮮やかで美しい。
Nana.さんの感想。
「テーブルに置かれた時点で、ロブスターの香りがすごいですね。見なくても何が入っているのかわかるような香りが食欲をそそりますね」
身はほぐして、頭の部分は別に焼いてから後で飾るそうだ。ミソが入っているので頭の部分もフォークでかき出して食べる。
食べる表情からも満足感が伝わってくる。
二人で1枚でも十分なボリューム。
特別感が漂う絶品ピザだ。
続いては、レギュラーメニューの中からラウルピネダさんイチオシの「タルトゥーフォ ネロ」( 2,500円)。
これを含めて17種類のレギュラーメニューがある。
入っているものはトリュフ。
トリュフソースにトリュフそのもの、トリュフチーズにトリュフオイル。さらに2種類のチーズ。
チーズに新鮮かどうかという区別があるのかないのか記者にはわからないが、食べた感想は「新鮮なチーズ?」というものだった。
おそらく、特別なチーズがふんだんに使ってあるピザから香り立つチーズの風味がそう感じさせるのだろう。
今まで食べたことのあるピザの中にはこの香りはなかった。
そして、デザートにラウルピネダさんが石窯の前で見せてくれたのもピザ。
ハート形のようにも見えるが、まさかデザートにまでピザを出すのだろうか?
出てきたのはやっぱりピザだった。
「ストロベリーピッツァイオーロのコラソン」はハート形のピザ生地を2枚に割り、その中にヘーゼルナッツ入りのチョコレートソースとイチゴをサンド、上にはイチゴのシャーベットという、なんとも甘酸っぱい恋の味か。
こちらは3月14日までの期間限定で、ソフトドリンクが2杯付いたドリンクセットは1600円、スパークリングワインセットは2000円と、内容からするととてもリーズナブルに思える。
Nana.さんは、女子らしくまるでケーキバイキングのように、しかし元パティシエであるので、中身を注意深く観察しながら食べていた。
男性の記者は、さすがに甘すぎるのではないかと尻込み。
しかし、ケーキと違ってピザ生地そのものは甘くないので、意外にもさっぱりした甘さ。男性にもペロッと平らげてしまえそうな男女兼用スイーツといったところか。
ラウルピネダさんはスペイン生まれの31歳。スペイン人とコロンビア人のハーフで、イタリアで料理の専門学校を卒業後にニューヨークでピザやパスタの専門店で勤務。日本の食文化の高さに感銘を受け、2010年から日本在住。今回は流ちょうな日本語で説明をしてくれた。時間があれば陽気なラウルピネダさんならピザの奥深い世界の話を聞くことができるだろう。
ちなみに、生地をはじめ、すべてはここで作る。24時間寝かさなければならないので、朝出勤して生地を仕込み、翌日に使用するということだったので、結局は毎日生地を朝から仕込まなくてはならない大変さがあるという。
ランチタイムもあるので、そう考えると本当に手間がかかり大変だろうと思う。
渋谷駅から徒歩数分、都営バス神南一丁目バス停目の前のビルの1階にあるレストランは、広々とした店内で、ディナータイムには軽音楽の生演奏もある。雰囲気もバッチリなので、渋谷でのオシャレなひと時には要チェックのレストランだろう。
※写真はすべて記者撮影
モデル Nana.
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。