野田氏、党内人事に午後から着手　組閣は「拙速にならないように」

　民主党新代表に選出された野田佳彦氏は2011年8月30日午前の閣議後、菅内閣の財務相として最後の記者会見を行った。野田氏は、新しい党内人事と組閣人事について「党内人事については、かなり頭の整理ができた。今日の午後あたりから着手したい」とし、「組閣についてはその後だ」と述べた。その上で「それぞれ急がなければならないが、拙速にならないようにしたい」と語った。

　29日の民主党代表選挙では、海江田万里経産相との間の決選投票の末、野田氏が新代表に選出された。野田氏は一晩開けた30日午前、財務相として最後の記者会見を行った。野田氏は、新代表としての決意について改めて「代表選を通じて訴えたことを着実に党を実行できるようにしっかりと頑張りたい」と語った。

　また記者から党内人事と組閣人事について問われると野田氏は

「党内人事については、かなり頭の整理ができたので今日の午後あたりからいろいろと着手したい。組閣についてはその後だ」

とした上で

「それぞれ急がなければならないと思うが、しっかりとタメを作って拙速にならないようにはしたい」

と語った。さらに「幹事長等の骨格を今日は決めていきたい」と話した。野田氏は今日の午後、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、第95代首相に指名される。

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http://live.nicovideo.jp/watch/lv61961345?po=news&ref=news#14:34

（山下真史）

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