名古屋料理屋『世界の山ちゃん』が韓国料理屋に? いつか「キムチ手羽先」も出そう……
手羽先で有名な名古屋料理居酒屋『世界の山ちゃん』をご存じだろうか。2000年半ばから関東圏にも進出し新宿池袋、大久保などの主要駅に店舗を構えるようになった。その手羽先はコショウの味がピリっと効いており癖になる味で、酒が進む程だ。
名古屋では平日でも常に満員で店舗が集中しており、特に金山店は3店舗が交差点に3店舗集中している。店をそのものを大きくするより新たに店舗を増やし対応しているのだ。東京の新宿店でもその人気っぷりが見られ、新宿店も近くに『山ちゃん』が並ぶのが見られる。
そんな『世界の山ちゃん』に先日行ったところ、メニューが大幅に変更されており驚いた。名古屋出身の記者は、懐かしいメニューを期待していたのだが、そこにあったのは“韓国料理”の数々。「ここ新大久保かよ」と思ってしまうほどの韓国料理メニューに目を疑ってしまった。
そこにあったメニュー以下の通り。
・サムギョプサル
・タコフェ(タコの刺身と言う意味)
・野沢菜キムチ
・キムチチャーハン(昔からのレギュラーメニュー)
・ホトック(現地ではホットクと発音)
・ホトックのアイスのせ
・キムチ鍋
・チヂミ
・チャプチェ
・韓国のり
など名古屋料理屋とは思えないレパートリーメニュー。名古屋料理の特徴である味噌が追いやられて、キムチ中心の食べ物になっている。名古屋料理屋ならそれくらいのポリシーを持って欲しいと思った。名古屋料理好きがこの店を訪れると韓国料理だらけで唖然とするのではないだろうか。目的の味噌煮込みうどんやきしめん、小倉トーストはどこに?
更に言うならばアルコールのメインもソウルマッコリになってしまっている。キムチや韓国のりがあるくらいなら良いのだが、名古屋料理居酒屋と銘打っている割には韓国料理屋が多すぎなような……。キムチ手羽先は出さないでね。
しかしここの手羽先のうまさは保証付きである。
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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