「古賀茂明氏を事務次官、児玉龍彦氏を保安院長に」Facebook署名再開――新しい風は吹くのか

古賀茂明氏を事務次官、児玉龍彦氏を保安院長に

「古賀茂明氏を事務次官、児玉龍彦氏を保安院長に」というFacebook署名を集め、経産省人事に関する要望書を「新しい総理」に提出しようという動きがはじまりました。

Facebook署名には以下のリンクから参加することが可能です。

次期総理に要望「古賀茂明氏を事務次官、児玉龍彦氏を保安院長に」Facebook署名開始

古賀茂明 こが・しげあき
1955年、東京都に生まれる。経済産業省大臣官房付。1980年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任、急進的改革を提議。2009年末、審議官退任後も、省益を超えた政策を発信し、公務員制度改革の必要性を訴え続けている。(ガジェ通内の古賀氏関連記事)

児玉 龍彦 こだま・たつひこ
1953年、東京都に生まれる。東京大学先端科学技術研究センター教授。1977年、東京大学医学部を卒業後、同附属病院医師。マサチューセッツ工科大学研究員、東京大学先端科学技術研究センター特任教授を経て現職。生命を遺伝子、タンパク、細胞の統合ネットワークとしてとらえるシステム生物医学の創成を研究している。(ガジェ通内の児玉氏関連記事)

前回の官邸宛の要望書提出は紆余曲折あったものの無事おこなわれ、受領したとの正式な返答ももらっているとのことです。少しずつですが状況に変化も起きつつあるようです。変化の新しい風は果たして吹くのでしょうか。

前回おこなわれたTwitterを使った署名は沢山のフォローがおこなわれたものの、スタート後数時間でアカウント凍結されてしまい、誰がフォローしたのかわからない状態となってしまったのですが、それでも要望書はなんとか官邸へ提出され、無事受領されました。ただし12日発令の経産省人事は予定通りの順送り人事のままです。

要望書効果? 首相官邸にも変化のきざし

要望書の効果とはっきりは言えませんが、15日には菅総理が児玉龍彦氏を官邸に招き2時間にわたって議論するなど、前向きな変化が起きています。本来であれば現職総理である菅直人氏に「古賀茂明氏を事務次官、児玉龍彦氏を保安院長に」を実現していただきたいところです。最後の大仕事として菅総理には楔を打ち込んで欲しいと思います。

現総理が無理であれば次期総理に

ただし、現総理では実現が難しいというのであれば、望みをつなぐのは次期総理です。今月内にも民主党代表選がおこなわれるという報道もありますが、そこで決まる新代表、新しい総理大臣に対して要望書を再び提出しようというのが今回の動きです。それに先立って賛同者のみなさんの「Facebook署名」集めがはじまっています。TwitterがダメならFacebookで署名を集めよう、という試みです。新しい総理がどなたになるかはまだわかりませんが、新たに総理大臣となった人物に対して要望書が提出される予定です。

参考

放射性物質:菅首相、除染の専門家呼び2時間議論
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110816k0000m010053000c.html [リンク]

経産省3首脳更迭:退職金、「自己都合」より2割高
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110812k0000m010144000c.html [リンク]

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

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