日本のモノや公共の料金は高い? 安い?/外国と比較すると…

日本の公共料金

「日本のモノの値段は高い」とよくいわれますが、どのくらい高いのか知っていますか。調べてみると、同じものでも高かったり、安かったりいろいろあるようです。

本日は、検索サービス「NAVERまとめ」で話題になっている「日本は高い!? 世界と比較したときのモノの値段」から、参考にいくつかご紹介します。

まずは、原発問題などに関連して注目を集める電気料金。日本は高いといわれていますが、実際はどうなのでしょう。※数字は目安です。あくまで参考としてご覧ください。

■家庭用電気料金(1kWhあたり)
【日本】22.76ドル【アメリカ】11.55ドル【イタリア】28.42ドル

イタリアに比べると安いものの、アメリカのおよそ倍。いわれているように、やや高いのが現状のようです。では、水道料金やガス料金は?

■水道料金(1立方メートルあたり)
【日本】1.85ドル【フランス】3.74ドル【メキシコ】0.49ドル

そして、ガス料金。

■家庭用ガス料金(10の7乗kcalあたり)
【日本】1236ドル【アメリカ】525ドル【フランス】920ドル

水道料金はそれほど高いわけではありませんが、ガス料金はアメリカの倍以上。日本で生活すると、電気、ガス、水道だけでも大きな負担になることが分かります。

では、夏においしいビールはどうでしょう。

■ビール販売価格
【日本】344円【アメリカ】168円【ドイツ】83円

日本は、ビール大国ドイツの4倍。ドイツ人はビールを水のように飲むといわれますが、その理由は価格の安さというのもあるのかもしれませんね。

次は、日本では去年増税され値上げとなったタバコ。

■2007年のタバコ(マルボロ)の価格
【日本】2.82ドル【ノルウェー】11.48ドル【エジプト】1.33ドル

実は、ノルウェーは世界一タバコの価格が高く、それに比べると日本は4分の1。世界的に見るとそれほど高いというわけではないようです。

最後に、ライフイベントに対する費用を見てみましょう。

■分娩(出産)費用
【日本】62.4万円【フランス】30.7万円【台湾】5.8万円

■葬儀費用
【日本】231万円【アメリカ】44万4千円【イギリス】12万3千円

出産にしても葬儀にしても、日本はかなり高め。特に出産費用の高さは、少子化に拍車をかけているところもありますから、この高さは問題かもしれません。

これらの数字が本当であれば「日本のモノの値段は高い」と一概には言い切れませんが、比較的高めであるということは言えそうです。モノの値段はさまざまなことが絡み合って決まってくるのでしょうが、日本の高い値段を見てみると「もう少し安くならないかな」というのが本音ですよね。

(文=シナモン)

参照元:NAVERまとめ(http://p.tl/xByw)
画像:flickr=stevendepolo


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