社会人が食事に費やす時間は1日にわずか39分であることが判明

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社会人が食事に費やす時間は1日にわずか39分であることが判明

食事をきちんと摂ることは、健康を維持するうえで何よりも大切。それはわかっていても、ついついファーストフードで済ませたり、時にはパンを1個かじっておしまい、なんてこともあるのではないでしょうか。

このほどイギリスで行われた調査によると、1日に食事に費やす時間は、平均してわずか39分であることが判明しました。理想的な食生活を思い描いていても、どうやら実態はそれからは程遠いようです。

この調査は「President cheese社」が行ったものです。それによると、大抵の人が昼食をサンドイッチなどの軽食を摂り、それに費やす時間は12分49秒でした。朝食はさらに短時間で、わずか7分20秒。場合によってはトースト1枚をかじりながら、家から飛び出すということもあるようです。

1日のなかでもっとも時間を割く夕食でさえ、19分に過ぎません。累計して39分9秒なのだとか。1時間にも満たない時間です。しかも短時間の食事傾向は男性よりも女性の方が強いそうです。

また社会人の4分の3が、食事を機能的にしか摂取することができず、料理を味わう時間さえ持っていないといいます。そして約半数の人が、食事をしながら仕事をしています。さらに残念なことに、調査対象の78パーセントもの人が、食事よりも優先しなければいけないことがあると考えているのです。

その反面、10人中9人の人が、家族と食事を摂ると心地よいと感じているのです。この結果から、食事と仕事のバランスがうまく取れてないことが伺えます。

このことについて、心理学者のリチャード・ウォルフソン博士は、「この調査結果から、イギリス人はきちんと食事を楽しむ時間を持っていないことがわかります。この傾向(短時間の食事)は、感情的・身体的な幸せに影響を及ぼし、結果的に仕事の生産性にも影響を与えます。食事を楽しみ、料理を味わう時間はとても重要です」と指摘しています。

いつでもゆっくりランチを楽しむことができれば最高なのですが、なかなかそうは行きませんよね。せめて早めに仕事を切り上げて、家族や友だち、恋人を食事を楽しむ時間を作ることができるように、心がけたいものですね。

(文=チャーミー)

参照元:MailOnline http://bit.ly/p8z6Kp
画像=flickr(http://bit.ly/nkbqmW)


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