「オマージュ的」 『週刊文春』連載コラムで能町みね子さんが峰なゆかさんのパクリ騒動をバッサリ
先日、ガジェット通信では
『アラサーちゃん』の盗作疑惑 「オマージュ的に……」とSPA!編集部が本誌で謝罪も峰なゆかさんは沈黙
https://getnews.jp/archives/1267236[リンク]
という記事をお伝えした。
峰なゆかさんが『週刊SPA!』で連載している『アラサーちゃん』に、TSUKURUさん『きょうのゲイバー』からの盗作疑惑が持ち上がり、『SPA!』は誌面に
当該作品を拝読した峰なゆか先生が、オマージュ的に当該作品を踏まえたうえで、さらに展開を加える形で4コマ化しており、編集部としては新たな作品として成立していると判断いたしました
という謝罪文を掲載するに至る。一方、峰なゆかさんは未だにコメントを出していないのだが、12月3日発売の『週刊文春』12月10月号、能町みね子さんの連載コラム「言葉尻とらえ隊」は、「オマージュ的」というタイトルでこの騒動について触れている。
今回の騒動を説明し、『SPA!』の謝罪文で「オマージュ」でなく「オマージュ的」と「的」を”“苦し紛れ”に入れたことに言及。そして峰さんの「謝れない理由」として、8月に峰さん自身が「自分の作品がパクられた!」とツイッターで騒動を起こしていたことを指摘。短い文章でありながらも、的確にバッサリと斬っていてスゴイ。最後に
人を呪わば穴二つ、を地でゆく騒動ですが、今回は事実上パクリを認めちゃったし、自分の穴の方が深かったよねえ……。
と結んでいる次第である。
※画像は『週刊文春』12月10日号より(一部加工)
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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