映画館で浴びるべき作品!『トロン:アレス』レビュー「グリッドでの戦いにワクワク」:夢と魔法に魅せられたミキ’s TODAY Vol.83

11人組アイドルグループGANG PARADE(通称:ギャンパレ)のヤママチミキさんがこよなく愛するディズニーに関連するエンタメ情報を発信。取材レポート、アイテムレビューなどなど毎週金曜日に更新中です!

こんにちは!
GANG PARADEのヤママチミキです!

ディズニー映画最新作『トロン:アレス』の公開から1週間が経ちました。

みなさんはよく映画館に行きますか?
私はあまり多くはないけれど、気になった作品があればなるべく行きたいという気持ちです。

なかなか映画館に足を運ぶことがないという方もいらっしゃるとは思うのですが、『トロン:アレス』はぜひ映画館で、大画面で大音量で浴びて欲しい作品だなと、私は試写会で観させていただいたときに思いました。

ということで今回は、先週10/10から公開が始まったディズニー最新作『トロン:アレス』の感想をつらつらと書いていきます!

ネタバレ注意でお願いします。

本編のお話をする前に、ディズニー映画ってオープニングのお城や背景、”Disney”のロゴが作品によって変わることがあるのですが、今作でもそれがありました…!!

めちゃくちゃかっこよくて、物語が始まる前からもう既に作品の中に引き込まれる感覚にゾクゾクするので、ぜひオープニングから注目していただきたいです!

今作は、世界初の長編映画としてCGを本格導入し、映像エンターテインメントの歴史を切り開いた『トロン』の3作目になります。

過去2作品は、”現実世界の人間がデジタル世界へ行く”内容だったのですが、なんと今作はそれが逆転し、高度なAIプログラムが実体化して現実世界に現れるのです。

エンコム社とディリンジャー社は長年ライバル関係にあるテック企業で、それぞれビデオゲームからソフト、ネットワーク、AIと活動を広げてきた。

ある日、ディリンジャー社のCEOジュリアンが特殊なレーザーを駆使して、デジタル内のプログラムを現実世界に実体化させる、という革命的な技術の発明を発表する。
このテクノロジーがあれば、戦車も武器もその場で調達でき、さらには軍事用の人型AI兵士アレスの実体化も発表。
アレスは戦うことに特化していて、圧倒的なスピードで考え、行動する、何度倒れても再生する最強のAI兵士だ。

しかしこの技術は、プログラムは現実世界で”29分”しか実体化できないという致命的な問題があった。

同じ頃、エンコム社のCEOイヴもプログラムを実体化させる技術を成功させ、さらには”29分の壁”を超える”永続コード”を見つけることにも成功。

ジュリアンは実体化させたAI兵士アレスとアテナを使い、”永続コード”を奪うため、イヴの命を狙う。

アテナはジュリアンの命令に忠実に従う一方、アレスは現実世界に触れ、人間に触れ、変化を遂げていく。

とにかくAI兵士アレスが終始かっこいい。
生まれたときからアレスは、創造主であるジュリアンの言葉に疑問や違和感を持っているような雰囲気があって、なんとなく人間らしさを感じるプログラムだなと思いました。

その一方でアテナは、ジュリアンの命令にとにかく忠実で、忠実というか、それが当たり前で、自分がその為に造られたことを理解しているようで、終始プログラムらしさ全開でした。

ただ、”怒り”という感情だけはしっかり持っている描写が何度もあってそれはとても不思議に感じました。

プログラムだけれど、プログラムだって無感情ではない。

現実世界とデジタル世界”グリッド”のシーン、それぞれでライト・サイクルと呼ばれるバイクに乗って、ディスクという武器を使って戦うシーンが描かれているのですが、個人的には現実世界よりもグリッドのときのシーンの方がワクワクしました。

現実世界にライト・サイクルが走っている、というのもすごく興奮するのですが、あのグリッドの圧倒的非現実で圧倒的デジタルの造られた美しさの中で、ライト・サイクルに乗り、ディスクで攻撃し、デジタルの敵が綺麗な塵となる。

ピースがすべてはまったような完璧さに惹かれます。

なので個人的にはもっとグリッドでの戦いのシーンが観たかったなぁと思いました。

グリッドといえば、80年代のグリッドがあまりにも可愛すぎて、ニコニコしながら観てしまいましたね。
あれはズルすぎます(笑)

アレスとイヴの関係性が、どんどん構築されていくのが目に見えるので分かりやすく良かったです。

プログラムと人間だけれど、アレスに人間らしさがあるから、それをしっかりとイヴが理解したからこその唯一無二の関係性だと思います。

イヴが理解した、というより、イヴだからこそ理解できたのかもしれません。

今までの『トロン』が踏襲されながらも、AIなど今らしさも詰まった新たな角度の『トロン』シリーズで、なんというか個人的には、仮面ライダーとか戦隊モノとかそういう雰囲気もなんか感じられて、少年心が擽られる瞬間が多かったです…!!

ぜひみなさん観に行ってみてください!!

『トロン:アレス』 大ヒット上映中
(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

文:ヤママチミキ
TOP画像デザイ&イラスト:ジンボウサトシ

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ヤママチ ミキ

ヤママチ ミキ

「みんなの遊び場」をコンセプトに、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パー ティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、⽉ノウサギ、キラ・メイ、チャンベイビー、 キャ・ノン、ナルハワールド、アイナスターの11⼈で活動するアイドルグループ「GANG PARADE」。 グループとしての活動はもちろん、新音楽プロジェクト『月刊偶像』の第一弾 として「遊園 me feat. ヤママチミキ(GANG PARADE)」でソロデビューも。ディズニーをこよなく愛している。

ウェブサイト: https://twitter.com/YAMAMACHI_GANG

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